ゴン太ってなんだ?

時々見かけるゴン太とか、ゴン太切りとか、枝くらいの細いのをまとめて馬でぶった切る行為をそういうんでしょうか?

チェンソーで切ると切り口が汚いし、微妙に長さが揃わないのと、枝は手間がかかるので基本破砕処理するので、そういう玉切りをすることはめったにないのですが、ブログに書いたか書かなかったか、薪割りというか、薪の作り方って、ヨーロッパでは全然違っていて、あっちでは、1m くらいに原木を切り詰めたら、その状態で割って、そのまま乾かして、使う前に切り詰める (truncate) するんです。

なもんで、ヨーロッパ人は、やたらストロークの長い薪割り機だの、そうやって作った薪を使えるサイズに切り詰めるためのへなちょこ道具がいっぱいあって、POSCH の Wippsäge の Duo だの、AutoCut (Sägeautomat) のようなアプローチもあれば、ゴン太切りにしても、スケールが違うのでありました。

なんと長いバー!人間の背丈くらいないか!?

極めつけはこれ!
マシンの巨大さには絶句。どうしても後から切りたいようです。

そんななか、TRUNCATOR なるお上品な saw horse を発見。

こりゃあ、よく出来てるね、値段を除いて。

で、自分、誰も言ってくれないんですが、ものすごく几帳面なんで、こういうアバウトな切り方って嫌なんですよ。数センチは長さが狂うでしょ?自分はみかんカゴに入れるんで、カゴに入らなくなっちゃうんです。きっちり切らないと。


焚き付け用にこわを定尺に切り詰めるのが意外と大変なんで、Balfor SC700 で切ろうかと思ったんだけど、TRUNCATOR の理屈を応用して、確実に規定の長さできっちり切れて、馬を切らなくても済むナイスな方法を思いついたんで、試作してみようと思います。
多分、1 万円以内で製品化できると思うんだけど、まあ、期待せずにお待ちください。

あ、ちなみに、イタリアンのゴン太はこんな感じ。
バンドソーw