どうなる、台風 19 号

えー、いつも薪作りのことばっかり書いてますが、本業は、薪屋さんではなくて、宮司なんで、たまには、お宮のことも書こうと思います。

all-0018 号は、心配はしましたが、何の被害もなく、松山地方祭も晴天に恵まれ、滞り無く終了したわけですが、問題は 19 号です。

なんでも中心の気圧が 900hPa ということで、ここ 10 年の間で 5 本の指に入る猛烈な勢力だそうで、ゆっくりと九州方面に近づいています。

地域の大勢の方のご協力で、お祭りの準備もだいぶ整ってきたんですが、12 日は子供神輿渡御、13 日は各地区の神輿渡御なんですが、思いっきり直撃しそうな勢いで、実施するか・中止するか、難しい判断を迫られそうです。

思い返すと、ここ 10 年、北条の地方祭は、酷く雨に振られていないので、たまにはそういうこともあるのかもとは思っていますが、大きくコースがそれてくれればと、祈るばかりです。

耐熱温度 1200 度?

いつも勉強させて頂いている薪焚亭さんのブログに、新宮商行のかじり防止ケミカルの耐熱温度が 1200 度だという宣伝があったんですが、ふとした疑問が。

それは、ストーブ本体の耐熱温度は何度なんだ? ってことです。

そもそも論として、本体が熱で破損する温度以上の耐熱性は必要ないと思うのですが、不勉強にも、今まで本体の耐熱温度など、考えたことがありませんでした。少し前のエントリーに書いた通り、風邪で寝込んでいる時に、他人が焚いて、ストーブのバッフル板が破損してしまったので、耐熱温度について調べておくことは重要だと思いました。

ちょっと検索すると、いくつか情報がヒットするのですが、以下がよく纏まっている感じました。

http://blog.livedoor.jp/arts_syokunin-steel/archives/50627314.html

このブログでの結論としては、400 度、と自分は読み取りました。

鋳鉄の耐熱温度は、素材によりかなりの幅があるし、ストーブは全て鉄で出来ているわけではなく、ボルトやセメント等での結合、ヒートシールドなどの熱に弱い薄い部品、耐熱ガラスなど、様々な部品で構成されています。

特に鋳鉄は、かなり幅があることがわかりましたから、鋳物の良し悪しは、ストーブの性能、寿命に著しい性能差となって現れそうだ、ということを強く感じました。チャイニーズジャンクは、見た目はコピーできても、そういう細かな品質まではコピーしきれていないわけで、そういう部分が、長年使える耐久性の差となって現れるのでしょう。うちの場合も、もし JØTUL でなかったら、ストーブ本体が大きく傷んでいたかもしれません。

467f87e284dfba4973f2で、話は戻ってかじり防止剤ですが、自分は、自動車やバイクなどの整備の現場で圧倒的に支持されている Parmatex anti seize (アンチシーズ) の 4oz チューブを使っているのですが、この製品の温度範囲は、-51°C to 871°C となっています。こちらは、スプレーじゃないので、飛び散って周りを汚さないメリットもあり気に入っています。

一瞬不安に駆られたのですが、1200 度でネジが焼きつかず外れることに意味があるのか、冷静に考えれば、自分にとっては、メリットはなさそうだと感じました。

実際のところ、800 度で問題になるんでしょうかね?