ストーブ紹介 — True North

今回、見積をご依頼いただいたストーブを紹介したいと思います。

Pacific Energy(パシフィックエナジー)社の True North(トゥルー・ノース)です。

PE-TrueNorth

日本では、グリーンフッド(みちのく資源開発株式会社) さんが輸入をされています。True North の国内定価は 160,000(税別)です。

このストーブのカナダでの調達価格は、$1000 を切る程度です。
国際運賃はもちろんですが、輸送に耐えるように梱包する費用、カナダ国内の運賃、日本国内の運賃もかかります。
そうすると、通常の個人輸入では、国内定価よりもかなり高額になるでしょう。
逆にいえば、それだけグリーンフッドさんが努力をされている、ということでしょうね。

肝心の性能としては、薪は 45cm までで、真っ直ぐ突っ込むようで、炉の形状からしても、シガータイプである可能性が高いと思いますが、構造などの詳細が明らかでないので、断言はできません。
チューブ(パイプ)による、二次燃焼(クリーンバーン)機能があり、燃費は、82%、EPA Approved なので、排気もクリーンです。

鋼板製ならではの堅牢さは、長く使っていく上での安心感につながりますし、その反面心配な蓄熱性も、重量が 134kg あるわけで、期待できそうなモデルですね。

Mobile Home Approved なので、地震などに備えて、ストーブを強固に固定することができる可能性があると推測しますが、詳細はわかりません。

見積もりをご依頼いただくことで、人と出会うように、ストーブとの出会いもあります。

正直、知らない機種の場合、リサーチ(ストーブごとに可燃物との距離やヒートシールドなどのオプションの状況が異なるため)に相当の手間がかかるので、全く商売にはならないのですが、世界には、本当にたくさんのメーカーがあり、高級機から、このようなエントリークラスの「性能」「価格」のバランスに優れた機種まで綺羅星のごとく魅惑的なストーブがあふれていることにまたしても気付かされ、楽しい時間となっています。

Hearth & Home に依頼いただいても、あまり安くならない典型例といえますが、煙突などの関連部材とセットで輸入することで、ご自身で DIY できる方には、多少のコストメリットが生じるものと考えています。

今回は、元々オフセットしての設置を希望されていたのですが、部材の機能を説明し、ストレートで煙突を立ち上げるプランで作りました。煙突コストも大きくセーブすることができ、メンテナンス性も向上するものと思いますので、自分の中ではベストに近いプランが案内できたものと思っています。

煙突も含めて、今回のご依頼は、非常に勉強になりました。
知識が今後に活かせそうです。

本体が元々非常に経済的な機種なので、総合的にも、それほど価格を抑えることができない見積案件となってしまいましたが、はてさてどうなるのでしょうか。

待ちきれなくて応急修理

2015-01-30 14.03.47

リムが傷んでエアがリークするので、使えなくなっていたボブキャットなんですが、カルブリッジに去年の 6 月に依頼したものの中にあって、まだ届かないんですが、もう 2 月になろうとしているわけで、しびれを切らして溶接肉盛して、ダメ元で再修理しました。

今日はとりあえず大丈夫ですが、明日の朝、空気があるかどうかは微妙かもしれません。

リークテストと他のタイヤのエアチェックもしたかったんですが、小型のコンプレッサがー行方不明でして、はて、どこに持っていったんだが。。。

何れにせよ、動くうちに、薪割りを少々やっておきたいと思います。来週の月曜日からは、太陽光電池の設置のための作業に入る必要があるんで、土日で、あらかた片付けておきたいと思います。

片付けても、最初に伐採をするんで、また、片付けないといけないわけではあるんですが。