Dash size とは

sae8m-sae8mうちにはないんですが、米式の油圧フィッティングには、SAE 規格のものがあるんですが、これ、SAE 8 とか、そういう表記で、今まで、この数字の意味全くわかってなかったんです。

数が大きくなると、当然、大きなホースがつながるようになるんですが。

SAE は写真(SAE のオス – オス 継ぎ手)のように、平行ねじですので、O リングがあります。

で、この数字、dash size というようです。

以下のサイトが非常にわかりやすく、スッキリですが。結論からいえば、

So remember that a dash size is a size of hose or tube expressed in sixteenths of an inch, hoses are measured by inside diameter, and tubes are measured in outside diameter.

ということになります。

つまり、SAE 8 なら 8/16″ なので、1/2″ のホースがつながるフィッティング、ということになるようです。

絞り弁(スピコン)の構造と動作

2016-10-14-13-03-52

トロンメルの回転速度を調整するために絞り弁を購入したのですが、初めて使うパーツなので、そもそも動作原理がわかっておらず、組み立てようにも、ポートがふたつあり、そのどちらがどちらかということがわからず、まだ組み立てられていないので、基本的なことから調べてみました。

当該商品は写真のものなのですが、PRINCE 社の廉価版(?)ブランド WOLVERINE の WFC-1200(PDF) です。

このひとつ下のモデルは、WFC-800 になるんですが、こちらは最大流量が 15 GPM までで、S130 は 17GPM のため、WFC-1200 をチョイスしましたが、多分、WFC-800 でもなんとかなったとは思います。
WFC-800 は、各ポートが NPT 1/2″ なのでホースのサイズ変換が不要で、コストもかなり落とすことができます。

さて、本題に戻って、絞り弁について、流体は空気ですが、以下のサイトが非常にわかりやすく、画像などは、当該サイトから、引用させていただいていますので、詳細については、オリジナルのサイトを見ていただければと思います。

出典 http://ai-engineering.com

出典 http://ai-engineering.com

絞り弁ですが、写真では少々見づらいかもしれませんが、右図のような刻印があります。

この記号は、絞り弁の記号なのですが、逆止弁(チェックバルブ)との組み合わせであることがわかります。

これを始めてみた時、絞り弁自体、一方通行なのか、と思ったのですが、そうではなかったのです。

非常にわかりやすいアニメーションが アイエンジニアリング さんのページにあったのですが、複動エアシリンダの動作の様子を示したものです。

出典 x

出典 http://ai-engineering.com

アニメーションでは、ふたつの絞り弁がシリンダの両ポートに組み込まれていますが、例えばシリンダを伸張する際には、A ポートから圧縮空気が供給され、A ポートに接続された絞り弁はチェックバルブ側に流れて絞りは機能しておらず、戻り側の B ポートに接続されている絞り弁は、逆止弁の働きで絞り弁側に空気が流れ、そこで絞られています。

この図からわかることは、絞り弁に組み込まれた逆止弁は、絞り弁自体を一方通行にするために存在するものではなく、絞り弁が機能する向きを一方通行にするために存在する、というこです。

よって、ホースの接続ミスなどにより、想定している向きと逆向きに作動油が供給された場合、逆流を防止することができないだけでなく、絞り弁としても機能しない、ということになり、そのためには、別途、逆止弁を組み込まなければならない、ということがわかりました。

ド素人が調べて思ったことを書いているので、大嘘書いてる可能性が濃厚ですので、嘘に気づいた本職様、アホやなーと思うだけでなく、アホと言ってやってください。

というわけで、組み立てられそうですが、次なる課題は、SpeeCo の S390410C0 バルブ の固定方法を考えることですね。

絞り弁や逆止弁にも、固定用の穴なんかはないのですが、それほど重たいものではないので、ホースクランプでホースを固定することで、支持しようと思っているのですが、

これ、貫通穴がないし、port mount となっているので、おそらくは、IN/OUT 側のポートとホースの金物の間にプレートを挟み込んで固定する、というやり方なんでしょうが、そういうものを見たことがないので、ネットで画像でも探してみたいと思います。

Osburn Matrix のソープストーンがほしいという問い合わせ

輸入をしていると、いろいろなものがほしいという問い合わせをいただくことがあります。
今回 Osburn Matrix というストーブのソープストーンだけがほしいという問い合わせがありました。

#44 $607.5
#61 @$400

上記、うちの仕入原価となります。
為替手数料、送料、輸入にかかる諸税・費用、国内配送料、うちの手数料、含みません。

まあ、パーツで取ると高いのはお約束ですが、想像以上に高いです。

未だ一台も売ってないブランドなので、「お断り見積もり」かもしれませんが、対応してくれたことには感謝したいと思います。

ちなみに、このモデルは、定価では、$2,849 から、となっています。

Hearth & Home 暖炉屋 で輸入代行する場合、概ね 30 万円代半ば〜後半(関東地域への設置を含む総額)でご用意でき、モダンでシンプルなデザインのソープストーンのストーブとしては、コストパフォマンスがよい思います。(手元の価格表は半年前のものなので、再見積もりが必要ですが)

Y さん、1 台いかがですか?

薪割り機のオイルフィルターの互換性

SpeeCo 社製の薪割り機の交換用オイルフィルター(作動油)について問い合わせを頂いたので調べているんですが、現時点でわかったことをメモしておきたいと思います。

型番として、SpeeCo 390601A0 と刻印がありますので、これで調べたところ、次のアイテムが eBay でヒットしました。

価格は、US $18.73(送料込み)で、この出品に関してのスペック表示は、

Oregon 83-014 Hydraulic Oil Filter (Repl: MTD 723-0405, SpeeCo 390601A0 & Oregon 390601A0)

Logsplitter Hydraulic Oil Filter

For Most Log Splitters
HT: 5-1/4″, OD: 3-3/4″
Mounting Thread: 1″-12
Micron: 10

Replaces Models (Including but not limited to):

MTD
723-0405

SpeeCo
390601A0

Oregon
390601A0

写真から判断すると、リターンホースに接続され、その後タンクに直結されており、また、ヘッド部分に接続されている 90 度エルボのネジ山が見えていることから、テーパーネジと思われるので、もし、ネジ径が 3/4″ であるなら、うちで扱っている ZINGA 3/4″ NPT 20 GPM FA1200-10 リターンフィルタヘッド に交換した上で、ZINGA AE-10 交換用フィルタ 10 ミクロン を使うことができると思いますし、フィルタのスペックは同じようなものです。

フィルタのネジ自体も 1″-12 ということで同じと推測されるので、ヘッド自体、後半は不要の可能性も高いと思いますが、クロスリファレンスで、フィルタのメーカとして Oregon だの SpeeCo だの MTD はでてこないため、どこかの OEM に自分の型番をつけて売っているだけだと思うのですが。。。

これ以上のことは、現時点ではわからないため、SpeeCo 社製の薪割り機は扱いがあるので、仕入先に問い合わせをしてみたいと思います。

現実的な話をすると、仮に、上記フィルタを担体で輸入しようとすると、うちの場合、他の貨物と混載したとしても、航空便だと $10 程度のコストがかかり、この時点で $30 ほどの商品になります。
これに国内送料が 1,000 円程度かかり、4,000 円が原価になります。
もし混載せずに、この商品単体で直送する場合、国際送料だけで $40 程かかるでしょう。

だったら、各 2,400 円で売っているヘッドとフィルタを両方買っていただいたほうが、より確実でトータルで見れば安価、ということになるかなと思うわけです。

まあ、ヘッドを交換しなくても、ZINGA AE-10 交換用フィルタ 10 ミクロン が取り付けば、問題は解決するわけですが。

テント式パイプ倉庫 SHELL DOME をようやく開梱

今日は午前中は打ち合わせや雑貨屋の出荷、あと、丸太小屋の周りの草が伸び放題なのでその片付けなどをして、午後から、梅雨前に 買ってあった テント式パイプ倉庫 SHELL DOME の開梱作業をしました。

届いてから、半年近く経ってしまいました。。。

MADE IN CHINA なので、寸法など、実物を図らないとあてにならないし、組み立て始めてからパーツが足らないと、ちょっとシャレにならないので、開梱して、仮組みをして寸法を実測し、それを元にベースを打とうと思います。

風圧などがどの程度かかるのか、必要なベースのサイズを計算して、十分に安全なベースにしておきたいと思いますが、あくまでも借地なので、立ち退きに備えて、コストをかけたくない、というのが正直なところなのです。

とはいえ、台風で吹き飛んだりしたら大変なので、一応、基礎だけは手を抜かないようにしようと思います。

そうそう、荷降ろしできていることから分かる通り、ボブキャットのベルトは間に合わせで修理できました。

一応、部品の適合を問い合わせしているので、わかったら、取り寄せて入れ替えたいと思います。

ペンキ塗りはとりあえず終了してトロンメル完成

昨日は、昼から 2 時間ほど、ペンキ塗りをやって、まあ、刷毛塗り・ローラー塗りで垂れっ垂れですが、錆びなきゃそれでいいので、写真の出来でとりあえず完成としました。

まだ、油圧回路を組み込んでませんけど、使おうと思えば使えるので、完成ということで。

早速運転、といいたいところですが、ボブキャットが充電してない件、理由と思われることをひとつづつ潰していこうということで、まずはバッテリーのケーブル周り更新をしました。
その時、トレーが腐りかけだったので、MonotaRO の男前ブランドのパチもんローバルで塗装をしてみました。
サビの理由が液漏れなら、亜鉛塗装に意味があるのかは謎ですが。

で、エンジンルームを見ていると、怪しげなゴム片が。。。
そうです、オルタネータ回ってませんでした。
発電するわけがありません。

取り寄せますけど、時間がかかるんで、それまでは適当なベルトでとりあえずしのごうと思います。
一本切れたら、また一本、毎回毎回面倒くさいので、この際、全部変えておこうと思います。
そこまでやりたかったのですが、日が落ちてきて蚊が出て来たのと、総代会があるため兼務神社に行かないといけなかったので強制終了、持ち越しと相成りました。