薪製造機のメーカーからオイルクーラーは付けてほしいと指摘されていたことではあるんですが、すぐに油温が上がって、油断をすると 60 度を突破してしまいます。
マニュアルによると、80 度以下と書いてはあるものの、指定されている作動油は 32 番なので、常識的に考えれば、概ね 70 度が限界、実用上は 60 度以下にしないと、作動油自体も劣化するし、ホース類などにもよくない影響があると推測されるので、こう暑いと、何らかの冷却対策が必要なわけです。
まあ、現状は、一人でコツコツやってるレベルなので、油温が上がったら、積み上がった薪を選別して、メッシュパレットに積める作業をして、その間に油が冷えるので問題ないといえば問題ないんですが、それでも、油断して機械を痛めては大変なので、温度管理は徹底する必要があります。
薪屋 さんの TimberWolf TW-6 ですら、オイルクーラーはついてなくて、後からファンで冷却する改造をされていました。
そういうのが面倒だから、ボブキャットを油圧源として使用したかったのですが、写真のように油圧ポンプが 2 基接続してあるのですが、片方が高圧ポンプ、もう片方が低圧(あるいは、ツーステージポンプ)となっていて、基本的にはほとんどの動作を低圧ポンプで行っているんだと思うんです。あくまでも推測ですが。
低圧側は非常に流量が豊富だから、1 秒で薪割りができるのでしょう。
なんでオイルクーラーを頼まなかったかというと、とんでもなく高かったからです。
オイルクーラーの価格自体は、例えば、80GPM のもので、3,4 万程度なんですが、純正のオイルクーラーの値段が 10 万で、3 倍もするんですね。
それに要るか要らないかはやってみないとわからないと思って頼まなかったわけです。
ファンの動力源がどうなっているのか、個人的には、油圧モーターだと思っていたんですが、パーツリストを見ると、SEPARATE 12V POWER SUPPLY REQUIRED! と書いてあるから、普通に電源が要るようです。
まあ、エンジン付きなので、そこから取れば取れるんでしょうが、外部電源を使う時点で、別に純正品でなくてもいいような気がしないでもないんですよね。
電動なのは、油温を見ながら、低すぎるとファンが停止したりという機能があるからなんだろうとは思ってるんですが、こういう冷却装置は、コアの部分からリークしたりする気がするし、薪製造という厳しい環境で、コアがむき出しだったり、電動だったりするのは、信頼性とメンテナンス性の問題から、採用したくないというのが率直な思いです。
とりあえずは、解体屋にいって、車のラジエーター用のファンを買ってきて、それをソーラーパネルで駆動すればいいような気がしてきました。
そしたら、自分も涼しいし。w