お祓いしたら乾燥機が絶好調 — 医者は不養生だけど神主の場合はなんというのか

今日は午前中は工事現場の安全祈願祭と、あとは兼務神社のお正月の間の照明等の撤収をしました。

午後から、薪仕事です。
大型の荷物の発送ですが、5 日から可能ということで、トールエクスプレスさんに持ち込んでから、園に行きました。

朝一番にお祓いで絶好調ですって電話があったんですが、乾燥機の調子がすこぶるよろしいのです。
見ての通りですが、薪の中心部の温度が上段では 115°C, 下段でも 105°C まで上がっていますので、薪内部で水が沸騰している状態です。
サンプルを採取して確認したんですが、中心部分でも 20% 台半ばだったそうです。

先月末の時点でもサンプルを取り出して測ったんですが、その時のサンプルを K さんが持って帰っていて、K さんの含水率計でも測ったそうなんですが、冷めた状態で測ったら同じくらいの数字だったそうですから、温度が高い時と、冷めた時とで数字が違うのかもしれません。

いずれにせよ、こんなに調子が良くなるなら、お祓いを早めにしておけば、良かったと思うわけですが、医者は不養生、神主はなんというのかしりませんけど、なんともです。

神棚ですが、NC で削り出したり、レーザで切り出して作ってあります。
園で作ったものです。
前衛的なデザインのもので、蓋の部分ですが、この部分は、切り絵の要領で色々とデザインができそうです。
オオカミバージョンを作ってみようかなとか思いました。

薪割りもどんどん進んでいます。
そういえば、ドリーの高さが低い件ですが、下駄を履かせてジャストな高さになりました。
なもんで、連結しっぱなしで、移動・片付けが超楽チンです。

帰りに一袋配達して本日終了です。

それはそうと、クソ高い運賃を払って航空積載で運んでいる X7 ですが、成田空港の税関で荷物が差し止められました。
そして、税関職員が訳のわからないことを聞いてきているんですが、ASIN だの、インボイス価格だの。
インボイスの価格ってのは、インボイスに書いてある通りであって、それを疑われては身も蓋もないんですが、どういう了見でしょうかね。
非常に腹立たしい限りですが、確認したら、輸出入者コードを入れていなかったようで、どこの誰か、ということから始まっているようなので、申告をし直してもらいました。

明日くらいには許可してもらいたいもんです。
ゴタゴタしている間に、船便で届きそうで、割高な価格で仕入れて、割高な運賃を払った意味がなくなります。
FedEx の人も、今回、重たいのに、よく航空積載しましたね、よほど急ぐんだろうと思いまして、的な発言をしていましたけど。

それはそうと、その 2。
ダンボールをシュレッダーにかけた緩衝材の件です。

以前、フージンエアというエアピーロと呼ばれる緩衝材を作る機械を買った と書いたわけですが、エアピローですが、これはこれで問題があって、多分、特にフージンエアは品質が悪いのか、たまたまハズレの機械なのかフィルムなのか、エアピロータイプは半分以上空気がすぐに抜けて使い物になりません。マットタイプは空気が抜けづらいのですが、それでも重たいものの梱包であるとか、在庫期間が一月を超えるようなもののうち、いわゆる BOX 商品を納品する際の内部の緩衝材としては、耐久性に問題がありすぎる、ということが今の感想です。

エアピローに関しては、ミクニさんにも聞いてみたんですが、どうやらそういうもののようで、自社出荷で、お客様のところまで宅配便で輸送する期間、要するに 2, 3 日、長くてせいぜい一週間くらいが性能の保持期間で、もともとそういう思想の梱包材のようです。

BSK1000 などの重たい鋳物などの場合、まあ、メーカー自体がスカスカのダンボールに適当に商品を入れているわけで、それを一セラーが再度梱包し直してまで発送するものなのかということはあるんですが、1% を超える輸送時の破損があって、こちらとしても物凄いロスですし、お客さんにもものすごい迷惑がかかるわけで、今は箱を二重にしたり、間に更紙を詰めたりしています。まあ、わざわざ更紙を使わなくても、BSK1000 なら、古新聞でいいんじゃないのか、とも思うんですけど、LODGE などは食品を扱うもののため、新品の梱包材料を使うようにしています。

その上で、

今後の話ですが、FBA 出荷ではなく、自分たちで出荷するようになった場合には、ダンボールをシュレッダーにかけると緩衝剤として使える状態で出てくるものがあるので、それを採用した方が良さそうです。
ただし、現状は、シュレッダーものは、Amazon FBA では使用が禁止されているため、使うことはできません。

米国だと、$2,400 くらいのようです。

と書いていた機械、以下のものですが、

Amazon に問い合わせたところ、

倉庫担当部署より、ご提供いただいた「ダンボールを網状に加工した緩衝材」については、シュレッダー済みペーパーのようにバラバラに散らばるようなものではないものとお見受けしますため、使用可能であると回答がございました。
もし、こちらの認識に相違があり、 ご提供いただいた該当の緩衝材が、シュレッダー済みペーパーのように、輸送箱開梱時点でバラバラに散らばるような特性のある緩衝材であれば、倉庫内の運用上お控えいただきたく存じます。

のように、バラバラに散らばるような特性のある緩衝材でないのなら使用可能、との回答を得ました。

問題は価格で、$2,400 だと、今の為替レートだと、運賃を無視して、為替手数料と消費税を入れると約 28 万になります。
運賃は、倉庫の家賃等を入れると価格の 10% くらいはかかるので、ドンブリでいえば、薪割り機 1 台分くらいするわけで、かなり高いです。

あとは、ダンボール入りの薪を作るときに、ダンボールの内側にこの緩衝材を入れることで、箱が破れるリスクを大きく低減することができ、かつ、焚き付けとしても使いやすいんじゃないかとも思います。
廃棄する段ボールを大幅に減らせるので、リサイクルに持っていく手間も減らせそうです。

いずれにせよ、とても高い設備なので、じっくり検討したいと思います。