続 薪の配達

朝、電話がかかってきて、製品で良い、というのですぐに配達することにしました。

歩いて 5 分くらいなので、別に 2 回に分けて行ってもよかったんですが、とりあえず、並べて積んでみました。
車庫にダンプで落とせるので荷下ろし自体は瞬間なんですが、軽トラに積むのにそれなりに手間がかかります。
薪の時はコンパネを立てた方がいいように思います。

いつもはあまりないことなんですが、明らかにコロや曲がっていたりするものが多いカゴがあり、流石に多く混じり過ぎているのと、そういう規格外品のバックオーダーで 1 ヶ月ほどお待ちいただいている状態なので、そういうものを跳ねながら積みました。
なんとか、注文分の 100kg を抜くことができて、これでようやくバックオーダーが解消しました。

それと、竹藪屋なんかの整備用のアタッチメントを試作しているんですが、それ用のブラケット(アダプタ)の図面ができてきました。

一応現物も計ったし、ヤンマーさんにも確認をとった数字なのでいけると思うんですが、一つ計算外だったのは、グリス穴付きのピンにできない、ということです。
まあ、その工場の都合なんですが、このアダプタの値段自体 $200 かかってない(図面を引くところから含めて)なのです。
コーンスプリッタのブラケットを国内で作った時は、本体と同じくらいかかった記憶があるので、10 万は超えてかかった気がするんですよ。
その時は自分で図面も書く必要があったし。
なもんで、特に文句があるわけじゃないんですが、ピンをどうするのか、将来的にアタッチメントを販売するようになれば、ピン屋なんかも用意した方がいい気はするんですが、国内で調達するととにかく高いので、そのうち何とか考えないといけません。

とりあえず、うちで使う分には、クイックなのでそもそもグリスを挿す必要がないので、現状の仕様で特に問題はないです。
雨後の筍じゃないけど、竹が伸びて蔓延る前にある程度、竹の手入れをしておきたいので、それに間に合ってくれればと思います。

SV100 をようやく修理しました 

大晦日にホースが裂けて大量に油漏れして動かなくなっていた SV100 ですが、ホースを修理してもらったものの、作動油を補充できていなくてずっと動かせないでいました。
今度の日曜日に大祭があり、駐車場に置物状態なのも困るので、重い腰を上げて作動油を補充して、多少残っているチップを運ぶことにしました。

それで、乾燥機なんですが、バッフルというか、top V-shaped heat deflector plate とうようですが、一部パーツが焼損していて、それはなくてもいいんじゃないか、という話になったので、なしでテストしているんですが、いまいち温度が上がらないのです。
少し設定を変更して、300°C を超えて 400°C は超えない感じでは運転するようになったので、一晩様子を見てみようかなと思います。

見たところ、炎の高さが低いというか、燃え方がイマイチな気がします。
火室の温度が低くて燃えきってない気がします。
チップの品質の問題もある気がしますが、この状態だと、生チップとか絶対燃やせないだろうと思うので、やはりバッフルなしってのは温度が上がりづらいんじゃないかと思います。
消耗品なので、図面を取り寄せて、国内で生産できるようにしたいと思います。

ホース修理

去年の年末、後少しのところで油漏れで使えなくなってしまった SV100 ですが、ずっとお宮駐車場で置物状態なのでした。
結構邪魔になるので、早めに修理したかったんですが、昨日電話したら、今日から営業ということで、早速ホース屋さんが来て修理してもらえました。

当てるようなところではないんですが。。。
まあ、寿命でしょうかね。
かなり長いホースだし、太いので、これはかなりかかったと思います。。。
なんとも。。。

それで、作動油ですが、本来 46 番なのです。
ないので、ドラム缶から 32 番を入れてみたんですが、いっぱいになりませんでした。
ゲージがあって、赤い球が浮いてくるんですが、全く浮かないので、動かしていいほどは入ってないということですね。
とりあえず、46 番を使うのは重機だけで、薪割り機や薪製造機、乾燥機は 32 番なので、46 番はペール缶で注文しようと思います。
7,000 円を超える価格にまで上がっていたんですが、少し落ち着いて 6,000 円代で仕入れられるようになっていました。
とはいえ、これもまた痛い出費です。

薪製造機 NP1 prototype 受注?

ひっそりとお店のラインナップに追加してあった薪製造機 NP1 prototype ですが、問い合わせをいただいていた方から発注する旨の連絡をいただきました。

自分で言うのもアレですが、価格を考えると、とても良い仕事をすると思います。
とはいえ、あくまでもエントリーレベルの機械なので、高いものと比べられると困りますけど。

それで、細かなことについてはブログに書きますと返事をしておいたのですが、詳細をこちらに書いておこうと思います。

まず、prototype なので、要するに試作ということです。
量産前の段階ですから、仕様等、量産モデルと変更になる可能性があります。
というか、第一世代(うちで使っている)ものと、かなり変える予定です。

  • フレーム, コンベアのワイド化
  • ソーの大型化(18″ → 20″)
  • 油圧クランプ
  • キルスッチ & アワーメーター追加
  • チェンオイルポンプ追加

実はワイド化+電動化した NP2 の試作が遅れています。
散々悩んだんですが、NP2 については一旦諦め、 NP1 をワイド化し当面はモデルを絞ろうと思うのです。

ワイド化することにより、ソーの大型化と相まって、20″ までの切断が可能になります。
これに合わせて排出コンベアも 250mm にワイド化します。

油圧クランプに関しては、必要かどうかというと微妙な気もするんです。
ただ、あると多少なりとも楽になるんじゃないかなと思うんですよ。
とはいえ、シリンダが追加になるので、がっつりコストがかかります。
とりあえず、取り付けて様子を見てみたほうがいい気がします。

あとは細かな変更です。

キルスイッチを安全のために追加します。
アワーメーターも追加して、機械の管理を容易にします。
うちの立場からすると、破損等が生じたときに時間がわかるようになるので、製品の耐久性などについてより正確に把握できるメリットがあります。
チェンオイルも強制圧入にするので、チェンやバーの損耗を今よりも軽減できると思います。

生産コストが結構上がるんですよね。。。
現状 3 台の試作で、$14,175 かかる見通しです。
これにログテーブルは含みません。

ログテーブルはログテーブルで便利なんですけど、ちょっとデカくて運ぶのが大変です。
山に持っていって使う、というような場合、ログリフターの方が便利かもしれません。
ただまあ、一本づつになるので、まとめてストックできるテーブルが使える環境なら、その方がいいとは思いますが。

推定の容積として、本体が 3.3m3, ログテーブルが 0.6m3 くらいでしょうか。
合わせて 4m3 として、日本まで $400 くらい、日本側が LCL だとして、前回本体 1 台だけで 6 万かかっているので、その 1.5 倍くらいかかると思っておけば間違いなさそうです。

かなり乱暴などんぶり計算だと、機械原価 $6,000 + 送料 $1,000, 都合 $7,000 といったところで、為替が 160 円(手数料や保険を含むため)として、112 万、これに消費税が 10% 、うちの手間賃を 10% お願いすると、136 万といったところですかね。
日本国内での納品コストとお店の手数料(カード手数料)を勘案すると、150 万になるわけです。
うちの手間賃ってのは、10 万と少しで、150 万ほどの経費の建て替え等が発生するので、商売としては成り立ってない気もしないでもないんですけど。

あと、ハンマーナイフモアも作ろうかな思うんです。
ヤフオクなどをみているとそれなりに需要がありそうです。
結構、ドレン配管が必要なものが多いんですが、少なくともうちの ViO30 もそうですが、ミニってドレン配管はないし、配管をつかで用意するのってコスト的にかなりの負担だと思うんですよ。
圧はかからないから、タンクに適当に戻すだけでいいと言えばそうなんですけど、一番高いのって手間賃ですからね。

EM100 KS-27 KS-32
ベースマシン 40L/min 2–4 3–5
重量 300kg 未満 230kg 300kg
刈幅 1,000mm 765mm 850mm

クサカルゴン のパチもんです。
そうそう、クサカルゴン、モデルチェンジしていますね。
うちで前に使っていたのが KS-30 で、KS-32 くらいのスペックでした。
ベースマシンは 3t 以上になっているので、ViO30 だと平なところだといいけど、山で使うとアタッチメントが重たく感じました。
KS-15 も使ったことがあるんですが、こっちは軽くていいけど、刈れる幅が狭すぎて効率が悪いんです。

というわけで、TimberCat EM100(と命名してみました)は、KS-32 よりも軽く、ViO30 の外部油圧の流量 40L/min で動作し、刈幅は 850mm よりも広い 1,000mm で考えることにします。

問題はマウント方法なんですよね。
タグチさんは、チルト式って書いてるけど、まあ要するにリジッドです。
これだと強度的には問題がないんですが、実際に使うと問題がありました。
初めて草刈りをする場合、地形がわからないんですが、地面に凹凸があったり、切り株があったりすると、アタッチメントがぶつかることがあります。
ハンマーナイフで作業をする際は、基本的に旋回して刈るので、ぶつかった時の衝撃は、アームや旋回機構にダメージを与えかねません。
リンク式(ぷらぷら)だと、そういう問題を軽減できます。
使ったことはないのですが、山陽さんのリンク式は、見るからに強度がなさそうに見えました。
新型 は、リンクレスと書いてますが、タグチ式のリジッドに変わってますね。
完全にリジッドではなく、かといって、山陽さんほどぷらぷらしなくて強度のあるリンクにしたらどうかと思っています。
リジッドでも、リンクでも、部材コストは $150 程度なので、両方作って比較してもいいかなと思いますし。

今のところ、大体の原価として、本体が $2,000 程度、ブラケットが $150 程度、容積は 1m3 は超えると思うんですが、まあ、大体そんなところでしょうから、運賃としては $300 程度、もろもろで $2,500 くらい、44 万くらいでしょうかね。
実際にできあがってきたものを使ってみないとなんともですが、本物の中古品と比べても半額以下ですし、大昔にレンタルした時 1 日 3 万以上かかった記憶があります。
まあ、うちで使う頻度は相当低いと思うのでデモ使用済みの中古機として 50 万くらいで売りに出して、様子を見るのが良い気がします。

メッシュパレットの進捗です。
一応 B/L が届きました。
今のところ、お盆休み中に松山入港の見込みなんですが、その間も CY のカウントはストップしないので、ヘタをするとデマレージが発生しかねません。
今回も 20ft FCL なので、自分で引っ張れないから山九さんにドレーを依頼しました。
現時点では 8/18 13:00 で予約できました。
この日は、城北分会の会合があって、金刀比羅神社に負担金を納入しに行かないといけないんですけど。。。間に合わなさそうなら 5 号にってもらおうと思います。

夏越祭

今日は兼務神社の夏越でした。

ここは標高が 350m ほどあるので気温は 26°C でした。
標高が 25m の自宅と比べると随分と涼しい、というか、エアコンを入れている室内の温度が 28°C くらいなので、エアコンなしのお宮のほうが涼しいわけです。

祭典は毎年なのですが、茅の輪を作って皆がお参りするのは 4 年ぶりくらいでしょうか。
ただ、まだ収束しているとはいえない状態なので、参加人数は少なかったのですが。

なんだかんだで、無事に執り納めました。

それはそうと オイルクイックなんですが、なんか噛み合わせが悪くなったのか、何度やり直しても、グラップルが回転はするけど、開閉はできなくなりました。
ソレノイドへの信号が行ってないように思います。
誘電グリスを塗ったりしてみたんでがそれでは改善しなかったのです。

一応、問い合わせをしたら、シムの調整がうまく行っていないんじゃないか、ということです。
1mm くらいの隙間があるとうまくいくってことではあるんですが。。。
調整しようと思ったんですが、硬くてキャップボルトが外れないし、なめたら手間が増えるだけだし、それ以前に、帽子をかぶってなかったもんで、暑さで気分が悪くなって、そそくさと撤収です。
早めに修理したいと思いますが、着脱するたびに壊れる(壊す?)ので、一度研修を受けに行ったほうがいいかもしれません。

またもやパンク

今日は M くんが手伝いに来てくれました。
自分は昨日ミニユンボを積みっぱなしだったので、朝イチ回送して、その後合流です。

20 日から T さんが特殊伐採で出張してきてくれるのですが、経費削減のため、社務所に泊まってもらおうと思うので、まずは片付けや寝具の準備からです。

一段落して、チップを作ろうかと思った矢先、なにやら 5 号のボブキャットがおかしな動きをしているのですが、よく見るとパンクしています。

仕方がないので、社務所まで持って行って、履き替えようと思ったんですが、外したところで、替えの組んであるタイヤがないことに気づきました。
写真の道具は トルクマルチプライヤー(Torque multiplier) といいます。
少ない力で安全にボルトを緩めることができます。

釘を踏んでいます。
でも、それ以前にもうすっかり坊主です。

予備のタイヤはあるし、この間パンクしたものは修理せずにそのままなので、仕事にならないのでタイヤ屋さんを呼ぶことにしましたが、結局、14:30 頃まで切れてもらえなくて、チップ作業自体はできませんでした。

午前中待っている間は、布団を干したり、境内の掃除をしたりしました。

午後からは溜まっている大きすぎて使えないチップを工場に戻す作業をしました。
ボブキャトが使えないので、バケットに交換して積み込みです。

アタッチメントの交換ですが OilQuick が搭載されているので、ユンボから降りることなく着脱できます。

タイヤはパンク修理ができて、一本予備も組んでおいてもらいました。
タイヤ自体はもう一本あるので、しばらくは安心です。
ただ、バケットシリンダーの漏れがひどいので、伐採作業が終わったら、シリンダは O/H が必要です。
おそらくパンク修理と組み替えもかなりの費用がかかったと思うし、シリンダ自体は 10 万超えは確実なところです。
今まで大きな修理はなかったんですが、まあ、それだけ使ったということかな。

明日は伐採の準備等を進めたいと思います。