ダサい LED は終わりにしたいので、早く送ってください

クラウドファウンディングで出資している LED 電球の「Siphon」なんですけど、出資した順に送っているそうです。

えー、俺、少なくとも、一番最初に売り切れた限定アイテムのリターンがまだ何十個とある時点で支援したんですが。。。

まあ、がたがた騒ぐようなことではないのですが、この成功したと言われるプロジェクトでいくつかのことを学びました。

まず、このプロジェクト、今は 1 月末で、記憶が確かなら 10 月 16 日の時点で記事 にしてあるため、それより以前に申し込んだわけで、成果物の配布まで約 3.5 ヶ月かかっていることになるわけです。

この間、何度かメールが送られてきたのですが、こういってはなんですが、彼らの都合、出資者からすればどうでもいいことばかり、例えば雑誌で紹介されたとか、ほぼスパムみたいな内容ばかりでした。

出資、といっても、彼らの LED 電球がどれほど爆発的に売れようとも、我々に約束されているリータンは、決まった内容であるので、はっきり言ってしまえば、どれだけ世間が注目しているか、というようなことはかなりどうでもいいことです。

そんなどうでもいいことよりも、リターンである製品がちゃんと生産されているのか、一体いつになったら送られてくるのか、その事のほうがはるかに重要と感じるわけです。

無論、良い製品企画だから、実現して欲しい、というような気持ちもあるにはあるんですけど、神社やログハウスの照明として、あまりに無機質な照明器具はどうなのよ、という部分があり、商品自体が欲しい、と思って支援した、というよりも、事実上割安な単価で、「購入予約した」という感覚です。

そういう感覚で支援すること違いが間違いなのかもしれませんけど、海の物とも山の物ともつかない、そういうものに出資するわけですから、リターンが魅力的でないと、誰も投資はしないわけです。

この辺の感覚の乖離が、プロジェクトの進捗レポートが見当違いと感じる理由であり、自分にとって一番大事なリターンの発送時期を含めて、発送を始めた今となっても、何ら報告がないことへの不満・不快感につながっているのかなと感じたわけです。

ビートソニック側としては、バイラル・マーケティングの一環として、ネットでの話題にのぼることによる効果、つまり、クラウドファウンディング資金を調達するのと単なる予約販売とのマージンの差額(概ね 15% 程度)が広告宣伝費とみなせるかどうか、というようなそろばんを弾いているのでしょうし、あるいは、クラウドファウンディングで資金の調達ができた(=市場からニーズのある商品だという太鼓判を押してもらった)ということで、さらなる資金調達が可能になるための、ファンドなどからの資金調達に備えての所謂踏み絵的な要素があっての、クラウドファンディングの利用という公道を凝ったものと、推測しています。

まあ、流行りですし、クラウドファウンディングには、注目していています。

クラウドファウンディングで、自分が何をやりたいかというと、薪の販売に参入したいので、その資金を調達したいわけですが、今回の Siphon への出資を経験してみて、色々と勉強になりました。

現状では、薪とクラウドファウンディングの相性はあまり良くないと思っているし、集められる資金は、愛媛発であれば、せいぜい 50〜100位、だとすると、グリーンリボンさんのやり方(出資金の利息を薪で払う方式)のほうがスマートだと思うんですよね。

地域密着型の成功事例もボチボチ出てきているようですし。

まあ、Siphon、送ったっていう連絡はないのですが、届いたら、レポートしたいと思います。
まずは、薪ストーブの周りの照明を交換したい感じかな。

JØTUL F 400 Inspection Cover — EUR vs USA

Inspection Covers今日、F 400 が売れたわけなんですが、付属品の点検の時に、Inspection Cover という部材らしいんですが、まあ、当然、北米仕入れなので、米国仕様で、USA が装着されて、EUR が予備部品という状態だったわけで、お客さんから、どう違うの、と聞かれたんですが。。。

「排気の規制の問題だと思います、まあ、燃え方が違うんだと思うので、試してみてください」という答えしかできなかったのですが、気になって仕方ないので、調べてみました。

ググると早速出てきました。

Can anyone tell me what the difference in operation is between the EUR and USA inspection covers? It looks like the EUR one lets in more air by default through the extra slot. Which one should I use?

ということで、USA と EUR は何が違うの、ということでスレットが立ち上げられていました。

途中で、

Well I literally picked up my stove in the box and on the crate from Jotul. I found some interesting things when I unboxed, including a wooden wedge to hold the baffle plate into position during shipping. I can’t imagine what would happen if you forgot to remove that thing, hahaha. I searched all the documentation including reading the Euro instructions, but there is no text for this EUR plate. It shows up in one of the figures on the last page of the Euro instructions, but nothing explains what it does.

と書かれていますが、まあ、全く同じことを経験したわけで、バッフル板を固定するために、木のクサビが撃ちこんであって、お客さんに、「これは何か」と聞かれたんで、「輸送中の固定だと思いますので、もって帰ったら外してください」なんていう話をしたんですが、結局のところ、マニュアルざっと読んだんだけど、プレートの違いはわからずじまいです。

その後、プレートの物理的な違いなどが分析されているのですが、おおまかに拾ってまとめると、

  • EUR プレートは、USA よりも 2 倍のスロットサイズがある。
  • アメリカとカナダは、EPA の空燃比規制がある。(There is an EPA regulation in ths US (yeah more EPA rules) that limits the ratio of air-fuel for a wood burning appliance. I believe it is 35:1.)よって、USA プレートは、アメリカとカナダでしか使われてないっぽい。
  • イギリスのマニュアルによると、EUR プレートで 40% の空気量の時の出力が 7.5kW で最も効率的。

というようなことが書いてあります。

Inspection Covers 2

空気の流れについても投稿されていたので、画像を引用し、説明文を邦訳してみますと、

USA プレートの使用時は、赤い矢印で示すように、両側の2つの直径 3/8″ スロットから出てくる空気制御となります。

EUR プレートの場合は、青い矢印で示されるように中央の、USA に比べて 2 倍の面積の開口から空気が供給されます。

これらの空気は、下から(緑色の矢印)供給され、レバーで調整され、最大にレバーを閉じると空気がさや段されます。

黄色の矢印で示される空気の流れについては、詳細は不明。

という説明されています。

うちの F118CB の一次燃焼は、絞ると完全に閉じるわけで、ただ、閉じたところで、多少の隙間はできるため、微量の空気は供給されるので、その構造と同じようなものだとすると、黄色の空気が流れはないか、あっても、ごく微量の空気の供給ではないかと推測します。

とりあえず、一軒一軒、設置環境も違うだろうし、好みの問題もあると思うので、やはり、プレートは交換して試すしかないのではないかと思います。

K 様には、サービス品の一つとして、かじり防止剤のアンチシーズをさし上げておいたので、プレートの交換などの際に役立つのではと思っています。

もう一つ、確かなことではないんですが、燃焼効率(燃費)の表示が各国でバラバラで、これは測定方法の違いによるのか、それともこのように各国で使用が異なることによるものなのか、その両方なのか、いずれにせよ、プレートを交換することで、燃費も変化することが考えられますね。

日本の F 400 は、日本向けにどのようなカスタマイズがあるのか、とても興味深く思いました。
JPN プレートが付いているのか、それとも普通に EUR なのか。
たかがプレート、されどプレート、非常に興味深く思います。

ちなみに、上記は、重松が斜め読みして、怪しい英語力で解釈した内容なので、詳細は、オリジナルソースをあたってください。また、オリジナルのスレッドも、エンドユーザーがリサーチしているものに過ぎません。情報の正確さ、有用さ、については、重松が保証するものでも、判断できるものでもありませんので、予め、ご理解ください。

【広告】JØTUL F 400 が売れました!

JØTUL F 400 ですが、広島県より K 様がご来店(店といっても、完全に物置)、現物をご確認の後、お買い上げをいただきました。初めての対面販売です。遠方より、ありがとうございました。

また、ネット経由ですが、S 様にパシフィックエナジー社のストーブ一式、提出させて頂いていたプランを承認いただき、最終見積になりました。

その他にも 1 件、ほぼ決定の案件があり、もう 1 件、商談をさせて頂いています。

少し前に書いた通り、運賃値上げが通告されているので、その前の最後の便で、まとめて輸入をしようと思います。

カナダドルがサプライズ値下げで、少し前から比べると 1 割ほど安いので、本体の入れ替えを検討されている方は、是非、この機会にお申し付けください。

JØTUL については、2 月 15 日までのご注文で、在庫が確保できた場合に限り、以下の価格で輸入代行いたします。定価の 50% off(日本発売モデルとの比較)となります。
JØTUL 以外も、Hearth Stoneなど、対応できます。

モデル 価格
F 45 240,000
F 400 240,000
F 500 280,000
F 600 320,000
F 118CB 210,000
F 602 125,000

なお、上記価格には、輸入時の税金(消費税・関税)が別途かかります。
また、輸入時の梱包、コンテナへの積み降ろし、輸入費用として、合計 43,200 円(税込)がかかります。
店頭渡し以外は、国内運賃がかかります。
当方がユニック車で配達する場合は、10,800 円(税込)〜で承ります。

輸入代行サービスについては、以下をご覧ください。

信書問題

クレーム、というわけではないのですが、お客様から、納品書とかが入っていないと連絡をいただきました。

納品書だとか、挨拶状だとかは、信書になるので、宅配便で送ることができません。

ヤマト運輸のメール便は、信書を送る人が後を絶たず、サービス自体が廃止されることになりました。

それでは、信書とはそもそもどのようなものでしょうか?

総務省が定める信書の定義として、「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」とあり、郵便法及び信書便法に規定されています。

これだとちょっと分かりにくいため、実際にどのようなものが信書に当てはまるのか、その具体例が紹介されていましたので、http://torisedo.com/18692.html より引用いたします。

該当するもの 該当しないもの
○ 納品書 ○ 領収書 ○ 見積書 × パスポート
○ 願書 ○ 申込書 ○ 申請書 × 名刺
○ 申告書 ○ 依頼書 ○ 契約書 × カタログ
○ 照会書 ○ 回答書 ○ 承諾書 × 為替証書
○ レセプト ○ 推薦書 ○ 注文書 × 手形、株券
○ 結婚式等招待状 ○ 免許証 ○ 認定書 × 図書券
○ 表彰状 ○ 印鑑証明書 ○ 納税証明書 × 商品券
○ 戸籍謄本 ○ 住民票の写し ○ 健康保険証 × 定期券
○ 登記簿謄本 ○ 車検証 ○ 履歴書 × 航空券
○ 給与支払明細書 ○ 振込証明書 ○ 保険証券 × ポイントカード
○ 産業廃棄物管理票 ○ 輸出証明書 ○ 品質証明書 × 入会証
○ 消防設備点検表 ○ 健康診断結果 ○ 調査報告書 × キャッシュカード

Hearth & Home では、STORES.jp の倉庫サービスが対応していないこと、また、信書の問題があり、店頭から発送する場合でも、納品書等を上記のような理由でお送りしておりません。

なお、領収書については、会社などで必要な方でお申出があった場合に限り、別途、信書が送れる正規の手段でお送りしています。(別途、費用が発生するので、場合によっては実費のご負担をお願いすることがあります)

タイヤが届いていました

2015-01-25 14.11.48注文したボブキャットのタイヤ、留守の間に届いていました。

ヤフオクで出品者に連絡を取り、オークション手数料分+2 本買うから、ということで、ほんの少しまけてもらいました。

コミコミで 2 本で 32000 円にしてくれたので、一本あたり 16000 円です。

消耗品なんで、安いのはありがたいことですが、早く減ったり、すぐに駄目になるようなら結局高いので、とりあえず、しばらく使って様子を見てみようと思います。

後は、リムが届けばいいんですけどね。

カナダ経由で輸入しているリムは純正品で、非常にお高いものなので、カルブリッジに依頼している分が先に届けばいいんですが、どうなることやら。

30cm と 42cm

薪の長さのことなんですけど、残りの木皮を Balfor で片付けたんですが、シコシコ 30cm で切っていたのを、途中、といってももう殆ど終わりかけになってから 42cm に長さを変更したわけです。

もらってきた木皮は、長さがだいたい 3m なんですが、30cm だと、9 回か 10 回、カットしないといけません。ところが、これが 42cm になると、6 回か 7 回でいいわけです。

かごに入れるのは入れる方向が縦長か、横長か、というちがいなんですが、ここの効率も違います。

単純に 1.5 倍とはいかないんですが、かなり作業性に違いが出た気がします。

Screenshot 2014-09-22 22.01.23

プロセッサの生産性を見ても、長いものを作るほうが単位時間あたりの生産性が向上しています。

じゃあ、販売価格に転嫁できるのか、というと全く転嫁できてないようです。

いのり薪さんの場合、長さは関係なく、価格は一律ですね。

規格の薪は 36cm と 45cm だったと思うのですが、WR-6 を導入する可能性も 0 ではないので、上限としては 42cm、あとは、アンケートの結果 40cm の需要が一番多いので、販売するものは、とりあえず、40cm くらいで作成するのが良さそうです。

後、バカにならないなと思うのが、準備や片づけの時間。準備はそれほどでもないんですが、片付けには結構時間がかかります。はやく集じん機を接続できるアダプターを作った方良さそうです。