フォークリフトの荷重計を注文しました

P1040334以前に、薪の重さを量るには というエントリーで、フォークリフトの荷重計で計るのがいいのではないかと書いたのですが、見積もりを取っただけで、すっかり忘れて放置していました。

で、思い出して、注文をしました。

ALS ではなくて、一つ上の LM というモデルにしました。

画像は、いのり薪生産組合 さんが、出荷時に重さを計っている様子です。

いのり薪生産組合 さんは、いつも色々参考にさせて頂いております。ありがとうございます。

本格的に、生産、販売を始めるにあたって、何よりも大切なことは、薪の乾燥状態を把握することだと思うんです。

乾燥すれば、当然、重量が軽くなっていくわけですが、表面は早く乾くだろうし、内部は時間がかかるかもしれません。乾燥は時間で解決できる問題なので、寝かせておく、というのもひとつの方法でしょうが、ビジネスである以上、資金の回転、というものも考える必要があるわけで、1 年で出荷するのと、2 年で出荷するのとでは大きな差ができるわけです。なによりも、今は、屋内乾燥させているため、保管できる薪の量には限りがあります。

早く乾燥させる、ということがとても重要になります。

生産の問題については、薪への加工についての課題は、大型丸のこ、薪製造機の導入である程度解決の目処が立ったので、今後は乾燥と品質管理を研究するステージに移行しないといけません。

荷重計を導入することで、大量の薪の重量を一気に計れることから、乾燥の進行などについて、リサーチが可能なるものと期待しています。

とある方とすれ違っている乾燥についての考えについても、これできっちり答えが出せそうです。

薪づくり

昨日は、大して仕事をしていないのですが、朝早くに起きたもので、ブログも更新せずに寝てしまいました。

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端材を薪に加工します。

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Hookaroon で手繰り寄せて、Balfor の SC700 で切ります。
とりあえず、30cm と 40cm の玉を作ります。

薪割り機で割るには、斜めになっていると滑って危ないので、基本的に両端を切り落とします。
曲がりが強くて使えない部位は、極力まっすぐになるように細かく分割して、一旦は矩を出します。

そういう細かなコロ薪は、薪割り機で割って、みかんカゴに詰めていきます。

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途中で雨にふられたり、屋根の修理で職人さんが来て、そっちをやっていたりしたもんで、全部片付けられず、微妙に残ってしまいました。

ところで、コロ薪って売れるんですかね?

歩留まりはかなり悪くて、相当、コロ薪が発生するわけですが、自分は売れないと思っていたんですが、結構人気があるということなんですよね。

薪ストーブと薪作り さんのところで、コロ薪の注文がメッシュパレット 5 台もあったということで、売れるもんなら売りたい、ってのが正直なところです。

うちは、F118CB というシガータイプなんですが、60cm までの長い薪がくべられる構造になっているものの、そういうものをくべようとすると、薪棚のように積み上げるしかないので、意外と薪と薪とが密着してしまい、くすぶりやすい気がするんですよね。

これがコロ薪になると、コロコロしているもんで、隙間が空くので綺麗に燃えてくれるような気がするんで、みかんカゴに作る薪も、45cm ではなくて、30cm と 60cm 入るストーブにしては極端に短いものを作っているわけです。

材料部分は残り物なんだけど、割るのに手間がかかるわけで、一カゴ 10,000 円くらいは欲しいような、その値段はいくらなんでも無理があるような、せいぜい半額くらい?、と思ったり思わなかったりするんですが、どんなもんなんでしょうね?

薪のクリーニング

重松は、皆さんご存知の通り、超ズボラでアバウトな性格をしております。

なもんで、どうせ燃やすんだから、という理由でもって、割ったらそのままカゴに詰めて、そのカゴのまま使っているわけですが、そうすると、ストーブの周りに木くずが落ちる、落ちる。

そういえば、薪焚亭さん、薪をブラッシング してて、几帳面な人だなと思ってたわけですが、自分には無理すぎる。

というわけで、毎度、インチキを考案しているわけです。

真っ先に思いつくのはトロンメル。こんなの。
実にいい感じではあるが、使わない時に邪魔すぎる!

あとは、ホッピングスクリーン(ディスク)。

まあ、当面は、これが、コスト対効果、ということでは抜群かも。

究極的にやはり水洗い?

この発想はなかった!究極の薪棚

いや、この人、天才かも。

この横着な仕組みは非常に理にかなってますよね?

だって、先入れ先出しだから、薪を作ったら、その順に後ろに積んでいえば、一番古い=よく乾いているものから順に使うことができます。

どうやってスライドさせるのか、という部分に関しては、考えないといけない。

まあ、見た目を気にしないなら、ロールボックスパレット、別名、べっちカーゴ を使え、以上なんだけど。

パスメイト — 測量

まず、パスメイトを使っての施工の第一段階、測量について説明します。

当然ですが、まずはどこを舗装するか、決めねばなりません。この時に注意する点がいくつかあります。

パスメイトに限らず、舗装をする場合、一番大事なことは、水平に施工したら水たまりができてしまうため、排水するために勾配を付けなければいけません。

この勾配のことを水勾配、といいますが、プロの場合は、1% くらいです。

勾配は % で表記するのですが、これは、1m 進むとそれに対して何 % 高さが変化するのか、という比率になります。1% の場合、1m = 100cm の 1% ですから 1cm ということです。

ここまで書いたら、勘の良い人は気づくと思いますが、1cm の高低差を、素人が DIY して、そこまできっちりと施工できるか、というとまず無理ですから、実際には、それよりも勾配を取る、ということになります。

あと、当たり前のことですが、舗装部分に振った雨は、地面に染み込みませんから、きちんと排水計画を立てることが大切です。

最近のゲリラ豪雨のようなひどい降り方をする場合、最悪の場合、庭などが水没して、その水がより低い箇所、たとえば、家の基礎の下や物置の下などに流れこんだりすると、大変です。

地面に染み込ませる場合でも、暗渠排水などを備え、また、万一プール状態に水が溜まりそうなら、排水できるように升を埋けて備えておくことが望ましいです。

以上のように、まずは、勾配や排水の検討を済ませましょう。

どこをどう施工するか、が決まったら、次は、遣り方です。

本格的な方法は、ネットで検索してもらうとして、施工部分の水平、また、パスメイトは基本的に、矩形でリピートしていくので、途中でずれてみっともないことにならないように、貫板(水抜き)にピッチを写しておきましょう。

レーザーを持ってない場合、水平を出すには、水盛りという道具を使います。
これもネットにいくらでも情報が落ちていますが、必要な物はペットボトルと、透明のチューブです。

直角(矩)を出す必要がありますが、大矩といって、ピタゴラスの定理(三平方の定理)を使って、貫板などで大きな定規を作ります。
我が国は、非常に文化水準が高く、三四五(さしご、または、さんしご)の法則といって、庶民でも知っておりました。

このようにして、正確に舗装部分を決定していきます。

次回、基礎に続きます。

和ろうそく

今日は神社の祭日なのですが、朝早い時間は、お参りの人が少なくて、ちょっと暇をしております。

お参りの人は、お店(氏子さんがやっている)で、ろうそくとあげを買ってお供えするのが、古くからの習わしなのです。

2015-02-16 09.37.08表題のとおりですが、今日は、和ろうそくを用意して、灯された方がいました。

このろうそく、大森和蠟燭屋 さんのものだと思われます。今でも手作業でろうそくを作っており、店頭で実演販売されています。

明治の昔、内子の辺は、ろうの生産で賑わったそうで、今でも、内子の町並みに往時の栄華を感じ取ることができます。

職人さんが丁寧に真心を込めて作ったろうそくを灯す、より願いが叶いそうに感じるのは、自分だけでしょうか。お参りされた方の願いが叶いますように。