今日から 7 月

早いもので、今日から 7 月です。
つまり、今年も半分終わったということなんですが。。。

今日は病院に行ってきました。
レントゲンの写真を見たんですけど、治っているのか、治ってないのか、今ひとつよくわかりません。

痛いですかと聞かれたんですが、痛くはないんです。
ほぼほぼ。
ただ、コルセットをしないと、負担がかかっているな、というのはありありとわかるんです。
そういう意味では、まだ完治はしていないと感じるし、あと一月はかかるでしょうね、みたいな話になりました。

暑いからコルセットはしたくないならしなくてもいい、的なことはいわれたんですが、ここでなんかあっては元の木阿弥なので、大人しくしていようと思います。

帰りにワークマンに寄って涼しい系のシャツを 2 点ほど買いました。
これで多少蒸れ等が軽減されればと思うんですけどね。

お昼からは神社の巡回です。
相変わらず賽銭泥棒は来ている様子ですし、朔には御神酒のお供えがあるはずなんですが、それもないので、だんだんエスカレートしているようです。
そろそろ本腰を入れて対策しないといけなくなってきました。

それはそうと、今日は面白いネタを 2 件見つけました。

朝見つけたネタはこちら。

詳細はリンク先を読んでいただくとして、

研究チームは、25,000個のプラスチック製のサイコロを透明な円筒に入れました。彼らはその後、最も効果的な圧縮を引き起こす可能性がありそうな、幾つかの撹拌方法をシリンダーに適用しました。すると、交互にひねることが最も効果的でしたが、ひねる速度が十分に速くなった場合にのみ効果がありました。この方法で、サイコロが上から下に並んで、各層に同心円を形成するように並べることができました。

ということなんです。

薪を今メッシュパレットに入れているのですが、当然、隙間だらけになるので、手で並べているんですね。
これ、1 カゴ 1,000 円支払っているんですよ。
400kg 程度しか入りませんので、1kg あたり 2.5 円かかっています。
自分でやれば 30 分かかりませんので、時給 2,000 円ということになるんですが、自分の時間は有限ですから。

ただこの作業、とても不毛なのです。

まず、運賃としては大型を雇って、片道なら 7 万円と税金で近畿まで行きます。
11,200kg 出荷できるので、6.25 円/kg です。
自分で運べばもっと安いわけです。
並べることで輸送効率が向上するわけですが、カゴの中身が並び替えないことで 400kg から 300kg に悪化しても、8,400kg なので、8.33 円/kg ですから、並べるための手間賃 2.5 円/kg よりも安く、並び替えるためには作業時間が必要なので、それも回転効率が落ちる原因になります。
さらに納品した先のお客さんがそのままカゴで売ることはありませんから、そもそも綺麗に並んでいること自体、多少保管スペースが節約になるという以外にメリットがないんです。

以上のことから、カゴに並べる作業は作業委託費が 1,000 円ではなく 500 円程度でないと経済的に成り立たないので、今後は生産方法自体を乾燥させてから並べ直すというのではなく、製品のみを予めこちらである程度効率的に機械で充填したものを乾燥させて、そのまま出荷する、という風にあらためていこうかと思うのです。
乾燥後、10% 程度痩せるため、その分を補充する程度でいいかなと。
この際にこのサイコロの実験のように攪拌する、ということを試してみたら面白いかなと思ったわけです。
無論、大きさや形にもばらつきがあるため、そうそううまく行くものではないかと思うのですが。

もう一つがこれ。
バッカンの中身をヒンジドフォークでひっくり返すやり方です。

いや普通に回転フォークを使えばいいでしょ、と思うんですけどね。
園にはないんですよ、回転フォークが。

作ったチップを今はフレコンバックに充填しているんですけど、この作業自体が不毛かなと思うわけです。
あと、薪についても、いちいちメッシュパレットに入れているんですが、容量が少ないので、頻繁に交換しないといけないのです。
いちいち段積みして、いちいち固縛して、全てにおいて時間の無駄です。
そういう細かな作業のロスをなくしていきたいなと思うわけです。

回転フォークを買って園におけばいいんでしょうけど、今あるものでなんとかならないかなとずっと思っていたんです。

ちょっと職人芸っぽい感じですが、これなら今ある装備で簡単にひっくり返すことができるようになります。
ただまあ、ボブキャットは爪が短いので、両方で使えるようにするとなると、かなり細長い箱になるような気がしないでもないんですが。。。

ただまあこれも新しくバッカンを作らないといけないということで、かなりコストがかかるし、オペレータの技量に依存するやり方というのはあまり好みではないということもあって、決め手にかけるというのが率直なところなんですが。

明日は、また工事の続きをしようと思います。
会所周りの作業を仕上げて、明日で完成させたいと思います。
ボチボチ頑張ります。

ICC 煙突の見積もり

久しぶりに ICC 煙突の見積もり依頼がありました。

平家の寄棟ですが、DIY で天井を抜いて、勾配天井になっていました。
天井は棟の近傍で約 3.7m の高さがありました。

Part No.

部材番号
Parts Description

部材内容
Unit Price


単価
Qty

数量
Amount

小計
BI-6EDRC Deluxe Rain Cap

デラックスレインキャップ
CA$162.90 1 CA$162.90
BI-ERECW Wind/Rain Shield

ウインド/レインシールド
CA$81.90 1 CA$81.90
BI-ERB Roof Brace

ルーフブレイス
CA$135.00 1 CA$135.00
BI-ECR Caulking Roll

コーキングロール
CA$9.90 2 CA$19.80
BI-6EFA Flashing 1/12 — 7/12 incl storm collar

フラッシング 5.8寸勾配まで ストームカラ―含む
CA$123.30 1 CA$123.30
BI-ESR Roof Support

ルーフサポート
CA$112.50 1 CA$112.50
BI-6EL48 Pipe 6″ x 48″ Length Insulated – Excel

断熱 2 重煙突 1,200mm
CA$297.00 1 CA$297.00
BI-ESQSC Square Support Storm Collar CA$40.50 1 CA$40.50
BI-6ESS Square Support incl flue ectension and trim ring
スクエアーサポート、トリムリングフルーエクステンション付き
CA$202.50 1 CA$202.50
BE-6UB3F Pipe 6″ x 36″ Length – Ultra Black

ウルトラブラック 900mm
CA$136.80 1 CA$136.80
BE-6UB2F Pipe 6″ x 24″ Length Ultra Black

ウルトラブラック 610mm
CA$112.50 1 CA$112.50
BE-6UBAF Pipe 6″ x 40″ to 68″ adjust Ultra Black

アジャスタ 1,016mm〜1,727mmまで ウルトラブラック
CA$268.20 1 CA$268.20
BE-6UBD Damper setion

ダンパーセクション
CA$98.10 1 CA$98.10
BE-6UBSE Stove Adapter

ストーブアダプター
CA$27.00 1 CA$27.00
Magnetic Stove Thermometer

ストーブ温度計
CA$26.10 1 CA$26.10
Probe Thermometer

煙突温度計
CA$43.20 1 CA$43.20
Expert Packaging-IPPC

輸出向パレット載せラッピング
CA$65.00 1 CA$65.00
Local delivery to Vancouver

バンクーバー配送
CA$80.00 1 CA$80.00
CA$2,032.30

ざっくり拾い出したら、大体 CA$2,032.30 になりました。

但し、屋外用(含む屋根貫通部)の Excel 断熱煙突は 1,200mm しかないのです。
もしかしたら、ちょっと短いかもしれません。

屋根の勾配は 3/10, 3 寸です。
10 進むと 3 高くなる、30% 勾配です。

お客様のお宅は尺モジュールのため、薪ストーブの煙突を抜く位置は、理想としては、棟から 455mm ズレた位置になるんですが、そうすると、その 30%、つまり 136.5mm ほど下がった位置ということになります。

勾配天井のため、Square Support という一斗缶のような板金の箱を天井から吊り下ろして、その底部で屋外の Excel, 屋内の ULTRABlack の変換も行い、それぞれの煙突の荷重も受け止めるようになります。
写真はうちの矩勾配(10/10)の天井に設置した Saure Support ですが、見ての通り、幾分か室内に突出する構造になり、この箱の中の密閉空間は Excel 煙突ということになります。

屋根の厚み(屋根仕上げ材、通気層、天井材など)も 20cm 程度はあるでしょうし、少なく見積もっても 30 — 40cm 程度は密閉空間内に埋もれると思うんです。

フラッシングの場合、三角コーンの頭を跳ねたような金具が屋根から飛び出る形となるんですが、これも 30cm くらいはあったかと思うのです。
この上に Strom Collar とういエリマキトカゲというか、シャンプハットというか、すみません昭和な単語で、まあそういう水切り金物を巻いて Caulking Roll で防水するわけですが、それも 10cm くらい幅を取ります。

そうするとここまでで 80cm 程度なので、純粋に煙突の立ち上がりってのは 40cm くらいしかないような気がするんですよ。

計算上は棟よりも煙突だけで 60cm くらいは突出すると思うので、トップの一番上はあと 20cm くらい高いので、風圧帯の影響はぎりぎり避けられるかなと思うのですが、Roof Brace で突っ張るほどでもないのかなと思ったり思わなかったり、あと少し、上に伸ばしたほうがいいんじゃないかとも思ったり思わなかったりです。

とりあえず、そういう不測があった場合に備えて、Excel は多少在庫を持っているので、航空便で急いで取り寄せて送料がもったない、なんてことにはならないようにはしています。
念のため、在庫を確認しておかないと。。。

物自体は、CA$2,000 くらいなんですが、運賃が 1m3 あたり 60,000 — 70,000 円かかります。(税抜き)
それと、うちの代行手数料が 10%(運賃にもかかります)。
消費税が 10%。
外貨に対しては、為替手数料が 3.5% くらいかかりますので、購入する際には、報道されているレートの 1.05 倍くらいになります。(例えば今だと、CADJPY は 104.38 円なので 110 円くらいのレートで考えておく必要があるということ)
どんぶり勘定で行くと、(2,000 x 110 + 70,000) x 1.1 x 1.1 = 350,900 円くらい、ということです。

数年前なら、同じ金額で TrueNorth TN20 も含んだ一式が購入できました。

岸田禍なんていわれていますが、あまり政治的なこと言いたくはないところですし、岸田さんの能力だけの問題ではないと思いますが、この 30 年間、我々の所得の額面はほとんど増えなかったわけです。
その間に消費税だけ見ても 10% お金の価値は毀損しています。
そして、今年に入ってから、対ドルでは 20% 以上、日本円の価値が毀損していますから、単純に計算すると、100 万円のお金の価値は 100 x 0.9 x (110 /135) = 73 万に目減りしたことになります。
追い打ちをかけるように原油や小麦を筆頭に、ありとあらゆる資源が値上がりしています。
コツコツ「日本円」を貯めたら、コツコツ損をする、そんな時代です。

だからといって浪費しろというわけではないのですが、長期的に見て必要と思われるものには投資をしたほうがいいと思います。
現金で持っていればもっているほど損をするし、収入も増えないのなら、将来に先送りにすればするほど、どんどん値上がりして購入が難しくなります。

いや、今朝 5 号が、iPhone がすごい値上がりしてるんだけどっていってたんですが、ドルで考えると全然値上がりなんてしてないんですよ。
むしろ値下がりしているレベルなんですけど、円で考えるとガッツリ値上がりしているんですよね。

なんとかと相場には勝てないと言いますが、当面円高になる要素なんて微塵も感じないし、今年の冬に間に合わせるなら、輸入するなら今月いっぱいくらいが手配の期限なので、薪ストーブ関連の輸入代行 については、お早めに ご相談 ください。
ただし、今までの 1.5 倍くらいの値段になっていると思ってください。(物価高、運賃高、為替)