続・薪製造機のオイルクーラー

薪製造機のオイルクーラー の続きですが、現状 M さんが拾ってきてくれた素性のよくわからないものを使っています。

多分容量が足りていないのだろうと思うのですが、どうもオイルクーラーを取り付けてから製造機の速度が低下しているように思うのと、取り回しの問題などもあって、ちゃんとしたものを取り付けようと思い立って、散々悩んだ挙句、AKG C14 を購入しました。

SPECIFICATIONS
Manufacturer AKG
Model Number C14
Pressure 250 PSI max.
Temperature 250 F° max.
Construction Aluminum
Flow 30 GPM
Heat Removed Based On 50 F°
Entering Temperature Difference (BTU/HR) 18417
Port Size SAE 12
Mount Four 1/2″ slotted holes on 19.15″ x 6 centers
Overall Depth (in.) 1.77
Overall Width (in.) 19.15
Overall Height (in.) 10.88

C20 は在庫が切れていたのと、エンジンの出力や電動のモデルのモータの出力から計算して、ツーステージポンプを使っていたとしても 30GPM を超えることはないだろうと推定して C14 で十分と判断しました。

C12 でもよかったんですが、C14 の方が多少安い(けど、冷却能力が 1 割落ちる)ので C14 にしました。
一番の違いはポートのレイアウトで、C14 は上部にポートがあります。
M さんが水冷にしたいといっていたので、上にポートがあれば、コア部分のみ水につけておくことができます。
あと、C12 にはドレンポートがあったんですが、C14 にはありません。
ポートは SAE 12 なので、変換の金物も買っておきました。

  • SAE 12M x 3/4 NPTF 90 SWIVEL
  • SAE 12M X 3/4 NPTF SWIVEL x 2
  • SAE 12M X JIC 12M

やってみないとわからないのですが、作動油のエレメントもイタリア製のものがついていて部品代が結構高いので、Brave 薪割り機でも使っている Zinga の AE-10 を使ったらどうかと思っています。
AE-10 は 25 GPM まで対応しているんですが、計算上 3,000 PSI の 1/4, つまり 750 PSI で 25 GPM のフローを得ようとすると、13HP くらいのモータが必要になり、エンジンだと 25HP くらい必要になります。
積んであるモータは 7kW/ 14HP なので、750 PSI でも 25GPM には遠く及ばず、15GPM くらいかなとも思うんですが、ポンプの素性がわからないため、なんとも言い難いところがあります。
ただこれ以上の流量のフィルタはホースが 1-1/4″ とか、1-1/2″ になるのです。
現状のホースは O.D. が 1″ くらいなので、I.D. としては、3/4″ だと思います。

ポンプと一緒に空輸するつもりですが、1 lbs あたり 1,000 円近くかかり、オイルクーラーは 20 lbs くらいあるんで、結構な出費です。
なんだかんだで涼しくなってきたので、今更感もないわけじゃないんですけどね。

ポンプが届き次第、乾燥を再開したいと思います。
ボチボチ頑張ります。