ゴン太ってなんだ?

時々見かけるゴン太とか、ゴン太切りとか、枝くらいの細いのをまとめて馬でぶった切る行為をそういうんでしょうか?

チェンソーで切ると切り口が汚いし、微妙に長さが揃わないのと、枝は手間がかかるので基本破砕処理するので、そういう玉切りをすることはめったにないのですが、ブログに書いたか書かなかったか、薪割りというか、薪の作り方って、ヨーロッパでは全然違っていて、あっちでは、1m くらいに原木を切り詰めたら、その状態で割って、そのまま乾かして、使う前に切り詰める (truncate) するんです。

なもんで、ヨーロッパ人は、やたらストロークの長い薪割り機だの、そうやって作った薪を使えるサイズに切り詰めるためのへなちょこ道具がいっぱいあって、POSCH の Wippsäge の Duo だの、AutoCut (Sägeautomat) のようなアプローチもあれば、ゴン太切りにしても、スケールが違うのでありました。

なんと長いバー!人間の背丈くらいないか!?

極めつけはこれ!
マシンの巨大さには絶句。どうしても後から切りたいようです。

そんななか、TRUNCATOR なるお上品な saw horse を発見。

こりゃあ、よく出来てるね、値段を除いて。

で、自分、誰も言ってくれないんですが、ものすごく几帳面なんで、こういうアバウトな切り方って嫌なんですよ。数センチは長さが狂うでしょ?自分はみかんカゴに入れるんで、カゴに入らなくなっちゃうんです。きっちり切らないと。


焚き付け用にこわを定尺に切り詰めるのが意外と大変なんで、Balfor SC700 で切ろうかと思ったんだけど、TRUNCATOR の理屈を応用して、確実に規定の長さできっちり切れて、馬を切らなくても済むナイスな方法を思いついたんで、試作してみようと思います。
多分、1 万円以内で製品化できると思うんだけど、まあ、期待せずにお待ちください。

あ、ちなみに、イタリアンのゴン太はこんな感じ。
バンドソーw

びわこ薪 — 新聞記事を読み解く

前から書いている PackFix の件ですが、びわこ薪の薪屋、こと、グリーンリボンさんが紹介されている新聞記事を見つけました。

http://www.kyoto-np.co.jp/info/keizaitokusyu_old/shin_kokoku/111127.html

まずは記事で、面白いな、と思った取り組みに、

増産する設備を整えるために昨年、利子をまきで支払うというユニークな社債を発行した。固定客たちに一口10万円で募ったところ、約50口が集まった。

ということで、自分は、kickstarter で資金を集めようと考えていたのですが、17% ととんでもない高額な手数料があるので、アーティストのように原価は自分の夢の時間だけ、というような向きにはいいのでしょうが、薪の製造のような装置産業には、決定的に向かないので、すごいアイデアだなと思いました。

じゃあ、自分が真似して同じことをして、50 万集まるか、というとそれすら怪しいので、500 万も集まるほどの実績がある、ということであもり、グリーンリボンさんの人脈・実績、その点もすごい、と言わざるを得ません。

ちょっと夢がなくなるというか、希望がなくなるというか、現実的な厳しすぎる数字もあって、

環境に負荷をかけないよう「地産地焼」にこだわる。顧客の6割は県内で、大量販売も自分で配達できる近隣府県に限定。昨年の売り上げは約1200万円だが、原木の購入代や経費を差し引くと利益は多くない。

ということで、ご夫婦で仕事をされて、売上が 1200 万しかないってことなんですね。
これは、3 年も前の数字ではあるわけで、記事中では、ご夫婦でやっていることになっているのですが、現状は、男の人を雇って奥さんは営業、とブログに書いてありましたので、業績は上向いていると思うのですが。

びわこ薪の価格は、1t 6 万です。そこから逆算すると、200t の販売ということになりますね。立米数で言えば、400m3 というところでしょうから、今の自分の生産規模が年間 40m3 なので、10 倍、ということになります。

これはつまり、顧客は、自分と同じ程度の消費量の人なら 10 人程度、しかし、年間 120 万も薪代に支出する人がいるとは思えないので、実際には、多くて、せいぜい 1t だの 2t だの、それくらいの購入ボリュームではと思うわけです。

そういう顧客層は、6 万円でも買うわけで、これを 5 万、4 万と下げたところで、生産コストを劇的に下げることは困難なので、原価が 3 万なら、4 万にするなら 3 倍働いてもトントン、忙しいだけで意味が無い、ということになりますし、だったら、6 万で買う人にだけ売って、利幅を確保するほうが良い、ということになるわけで。

さらに問題は、薪本体の価格をいくら値下げしても、運賃が嵩むため、そこを手当しない限り、薪が普及することなど絶対にない、いつまでたっても薪ストーブは実用品ではなくて、趣味の領域から抜け出せない、ということかなと思います。

この辺りも、グリーンリボンさんは、PackFix を導入され梱包費用を極限まで圧縮しつつ、琵琶湖を中心に自社配達をされて、爪に火を灯すように経営努力をされているのだと推測します。

北米での採算ラインは、最低でも 500 コード、1000〜2000 コードといわれているので、薪の生産だけで事業として成り立っているといわれるグリーンリボンさんでさえそういう規模なわけで、国内の厳しい現実を目の当たりにしました。

薪ビジネスは典型的な装置産業で、幾つかのリスク要因があると思うのですが、その最大の要因は、森林組合などが国などの補助金で、薪製造装置を導入して大量生産を開始すること、市場の競争原理が働かない勢力がいることです。
なんせ、装置がただ同然で手に入れば、薪の加工コストもただ同然、原木の値段に毛が生えたような価格で大量供給を開始すれば、その辺の薪屋は全滅必至でしょう。

もう一つがバイオマス発電です。

薪ストーブユーザのような超小口の消費家を相手にするよりも、バイオマス発電プラントに売ったほうがよほど手っ取り早いわけで、ここも競争原理が働いていないので、圧倒的な消費ボリュームとジャブジャブの補助金で向かうところ敵なしという状態でしょう。

更にもう一つのリスクはペレット。
イタリアの場合など、一気にペレットストーブが普及していますが、薪を購入するのであれば、価格が安く、品質も安定していて、供給も安定して、衛生的なペレットのほうがあらゆる意味で優れています。
煙突も不要ですし、燃焼も電子制御で、安定して行えるモデルもあります。

愛媛県の場合、南予地区は激戦区なので、中予〜東予を中心に、いつ撤退しても問題ないレベルで、じんわり始めるのが良さそうです。

車検

IMG_1878今年は Lotus Day が春になったとかならないとかで寂しい限りなんですが、車検の案内が来てました。

特に悪いところはないといえばないし、あるといえばあるんですが、それはエアコン。

ガスが漏れてるのかしら、と思って、この間、アストロのセールでガスとチャージャーを買っては見たものの、特に改善した雰囲気はないし、まあ、エゲレス人の仕事なもんで、まともにエアコンが使えると思うほうが間違いなのだとは思うんですが、ただの荷物と化したエアコンをどうするのか、頭を悩ませるところではあります。

まあ、アンダーカバーを外すのがだるいので、エレメントの交換をやっておきたいので、それはお願いした方がいいような気がする今日このごろ。

27117_335988683198275_846033870_n運転席側のドアの取っ手、あれ、なんというのか知らないけど、プラスチッキーなパーツが劣化して割れちゃってるんで、運転席が傷んだということは助手席も遅かれ早かれだと思うので、両方を交換するなり何なりしたほうがよさ気。

ファイルの日付を見ると、かれこれ 1 年以上放置していることに気づきました。

ていうか、なんという部品だろう?

EliseParts.com で見ているんですが、trim だと、サイド部分のパーツだけのようで、上部の手を引っ掛ける部分はないみたいなんですよね。

http://www.eliseparts.com/products/show/6/561/carbon-fibre-door-panels-s2/

都内に乗って行くのもかったるいんで、今度、冬の貨物が入ったタイミングでキャンターに積んで持って行こうかなと思ったり、思わなかったり、ちょっと時間があるので、どこまでやるか考えようと思います。

これじゃあ、薪ストーブには全然関係ない!クソエントリー踏んだじゃねーかヴォケ!と怒られそうなので。

いやね、最近、円安でしょ。でも、それって、ドルに対してなんですよね。
ポン様に対しては、寧ろ円高気味。

というわけで、エゲレスからトレーラになっちゃっている薪半自動製造機を買おうと思ったり思わなかったり。
軽規格で登録できるんかいな、そじゃないと、これまた車検が高いんだけど、などと思いつつ、WP36 を物色しております。

Balfor SS700 は、1.5t もあるんだけど、WP36 は 500kg ほど。

ジムニーでけん引して、薪会とかにお出かけしたい(割った薪をどうやって持って帰るのかは謎)などと夢は膨らむものの、かさばるから海上運賃すごく掛かりそうだし、いかにも取ってつけたようなやっつけ仕事ぶりを見るにつけて、軽トレーラーの規格内で、DIY した方がいいんじゃないかな、などという気持ちも出てきている今日このごろです。

ちなみに、只今セール中です。

http://www.alpinetractors.com/product.asp?prodsect=10&pdt=402#contentframe

問い合わせしているけど、一向に返事が来ない罠。電話したら、PC 壊れてるからしばし待てといわれて、かれこれ数週間。こちらに gentle であることを求めるエゲレス人らしい振る舞い。
そろそろ催促してもよかですか?

どうなる、台風 19 号

えー、いつも薪作りのことばっかり書いてますが、本業は、薪屋さんではなくて、宮司なんで、たまには、お宮のことも書こうと思います。

all-0018 号は、心配はしましたが、何の被害もなく、松山地方祭も晴天に恵まれ、滞り無く終了したわけですが、問題は 19 号です。

なんでも中心の気圧が 900hPa ということで、ここ 10 年の間で 5 本の指に入る猛烈な勢力だそうで、ゆっくりと九州方面に近づいています。

地域の大勢の方のご協力で、お祭りの準備もだいぶ整ってきたんですが、12 日は子供神輿渡御、13 日は各地区の神輿渡御なんですが、思いっきり直撃しそうな勢いで、実施するか・中止するか、難しい判断を迫られそうです。

思い返すと、ここ 10 年、北条の地方祭は、酷く雨に振られていないので、たまにはそういうこともあるのかもとは思っていますが、大きくコースがそれてくれればと、祈るばかりです。

耐熱温度 1200 度?

いつも勉強させて頂いている薪焚亭さんのブログに、新宮商行のかじり防止ケミカルの耐熱温度が 1200 度だという宣伝があったんですが、ふとした疑問が。

それは、ストーブ本体の耐熱温度は何度なんだ? ってことです。

そもそも論として、本体が熱で破損する温度以上の耐熱性は必要ないと思うのですが、不勉強にも、今まで本体の耐熱温度など、考えたことがありませんでした。少し前のエントリーに書いた通り、風邪で寝込んでいる時に、他人が焚いて、ストーブのバッフル板が破損してしまったので、耐熱温度について調べておくことは重要だと思いました。

ちょっと検索すると、いくつか情報がヒットするのですが、以下がよく纏まっている感じました。

http://blog.livedoor.jp/arts_syokunin-steel/archives/50627314.html

このブログでの結論としては、400 度、と自分は読み取りました。

鋳鉄の耐熱温度は、素材によりかなりの幅があるし、ストーブは全て鉄で出来ているわけではなく、ボルトやセメント等での結合、ヒートシールドなどの熱に弱い薄い部品、耐熱ガラスなど、様々な部品で構成されています。

特に鋳鉄は、かなり幅があることがわかりましたから、鋳物の良し悪しは、ストーブの性能、寿命に著しい性能差となって現れそうだ、ということを強く感じました。チャイニーズジャンクは、見た目はコピーできても、そういう細かな品質まではコピーしきれていないわけで、そういう部分が、長年使える耐久性の差となって現れるのでしょう。うちの場合も、もし JØTUL でなかったら、ストーブ本体が大きく傷んでいたかもしれません。

467f87e284dfba4973f2で、話は戻ってかじり防止剤ですが、自分は、自動車やバイクなどの整備の現場で圧倒的に支持されている Parmatex anti seize (アンチシーズ) の 4oz チューブを使っているのですが、この製品の温度範囲は、-51°C to 871°C となっています。こちらは、スプレーじゃないので、飛び散って周りを汚さないメリットもあり気に入っています。

一瞬不安に駆られたのですが、1200 度でネジが焼きつかず外れることに意味があるのか、冷静に考えれば、自分にとっては、メリットはなさそうだと感じました。

実際のところ、800 度で問題になるんでしょうかね?

Husqvarna S2800 詳細判明

新型 Husqvarna 薪割り斧 S2800 のエントリーで、S2800 の 2800 は製品重量だと思う、と書いたのですが、詳細がわかりました。

S は Splitting, A は Chopping で、その後の数字は、総重量(グラム)のようです。

大きさ的には、FISAKRS X25 と同じであることが確認できましたが、ヘッド重量は 2400g なので、600g ほど Husqvarna S2800 のほうが重いです。

ヘッドの重さの差が、薪割りにどう影響するのか、とても興味深いです。

Gardena-Äxte-erhältlich-bei-Siebertところで、S2800 と色違いのようですが、GARDENA からも同じ斧が出ていますね。ページに、Husqvarna Group とありますが、斧以外にも各種ガーデンツールをリリースしている会社で、元々はここの製品だったのかもしれませんね。

新型 Husqvarna 薪割り斧 S2800 のエントリーでは、共同購入者を募集しています。4 人まとまると、若干安く買えますので、後 2 名募集しています。船便になるので、納期は 12 月末頃か、ヘタをすると年をまたぐかもしれません。共同購入ですから、利益を取るつもりはありません。出荷可能になった時点で、経費を精算しての頒布となります。