朝、電話がかかってきたのですが、乾燥ですが、順調です。
というわけで、昼から仕上がりを確認しに行くことにしました。
この前持って帰ってきたゴミというか、木屑というかをおろして、微妙に残っているクヌギを積み込み、木パレットも持っていきました。
去年の 11 月に伐採した原木はこれでおしまいです。
微妙に残っているゴミを持って帰ります。
乾燥の様子です。
白いケーブルは温度センサです。
薪にドリルで穴を開けて、中心に差し込んで内部の温度を計測します。
中心の温度が 110°C を越えると仕上がりです。
仕上がりの確認は重量でも行います。
サンプルのカゴは 540kg ありました。
ピッチが 50 x 50mm のカゴなので風袋が 60kg ほどありますから、中身は 480kg でした。
今日は 390kg に減っていますから、中身は 330kg ですね。
150kg ほど重さが減った分は水が抜けた、ということになります。
元の重さの 70% 未満です。
9 月まで置いてあった原木なので、すでに相当乾いているわけですが、そこからさらに 3 割水が抜けているわけです。
というわけで出荷 OK です。
輸出梱包に使用する木材に害虫の発生を防止するための規則が [ISPM 15 (International Standard for Phytosanitary Measures 15)I(https://en.wikipedia.org/wiki/ISPM_15) ですが、熱処理の場合、木材の中心温度 56°C 以上で 30 分以上加熱することを求めています。
つまり、この規則を満たせば、害虫の被害を防止できるということです。
乾燥機では 100°C を超える温度で一昼夜以上加熱していますから、害虫の被害を確実に軽減します。
なので、ピザ屋さんや石窯パン屋さんなど、食品を扱うお店でも、自然乾燥のものと比べて安心して利用していただきやすい(乾燥処理後に害虫が混入する可能性を排除しきれないため)薪になっています。
仕上がった薪を取り出して、次の薪を乾燥機に詰めていきます。
穴を開けた薪を用意しておき、温度センサに接続します。
おじいちゃんは脚立から落ちてまた骨を折るといけないので 5 号が取り付けています。
乾燥機の内部ですが、取り出す時は 125°C、写真の状態でも 60°C あります。
猛烈に暑いです。
薪を詰めたあと、土日の燃料を M さんが補充してくれました。
夕方電話がかかってきて、チップがない、ということなんですが、帰りにチップ屋さんに寄ってチップを注文しました。
ただ、月曜日にはとても間に合わないので、持って帰った ゴミ、もとい、資源で間に合わせに生産しようと思います。
明日は左官屋さんをしようと思っていたんですが、午前中はチップを作ろうと思います。
午後から、夕方電話があって、お宮の屋根の修理の件で打ち合わせが急に入りました。
もう少し早めに連絡欲しいんですが。。。
まあ、人のことは言えません。
明後日、日曜日は草刈りに出かけないといけないし、来週はチップ作りもあるし、配達もあるし、下手をしたら荷物もどかどか入ってくるので、猛烈に忙しくなりそうです。
というか、円安、いい加減にしてください。
本当に 360 円時代に戻るんじゃないかというような底なしの状態ですね。
なんとかと相場には勝てないとは言いますが。。。
本当に困ったものです。