四国三郎 よしの川

アメリカから遊びに来てくれた C さんが日記を書いていて、思い出しました。
表題ですが、お店の名前です。

魚の美味しいお店、ということで、高校の同級生に教えてもらったんですが、電話だから漢字に間違いがあったらいけないので、どういう字か聞いたら、四国三郎とは吉野川の別名だ、と教えられました。

なんせ、坂東太郎って、利根川の別名だと数年前に知った程度の知能レベルなので、当然知らなかったのですが、妙に関心したんです。

となると、太郎がいて、三郎がいるのなら、次郎がいるはずじゃないですか?
ググると、ちゃんといましたよ、筑紫次郎。
何でも暴れ川ランキングだそうです。

筑紫次郎は、筑後川のことだそうですが、九州っぽい感じの名前です。

九州は全く土地勘がないので調べてみると、九州最大の河川で、地図で見ると有明海に注いでいて、久留米市のあたりが下流、上流ははるか阿蘇山に至っています。

ちなみに、四郎、五郎はいないそうです。

なんか、賢さが 10pt くらいアップした感じがしました。

で、話は元に戻って、四国三郎 よしの川さん、大変美味しいお店でした。(お店の名前は、「よしの川」と書くようです)

天地返しした薪のカゴ詰め

この間天地返ししておいた薪ですが、それなりに雨にあたったと思うので、カゴに詰めることにしました。

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久しぶりの良い天気ではあるんですが、日陰は風が通ると気持ちが良いんですが、日向は暑いんですよね
で、バテたタイミングで写真を撮っていて気づきました。
なんで、わざわざ、暑いところでカゴに詰めるのか、ということに。

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というわけで、こうなりました。
なんで今まで気づかなかったんだろう。。。

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だらだらと 3 時間弱作業をして、3 カゴできました。
随分と片付きました。

入荷した原木の状態があまり良くなくて、枝やなんかが混じっているので、作業性がすこぶる悪いです。
また、横着して、下処理せずに薪製造機に突っ込んだため、歩留まりが非常に悪いというか、これも別の言い方をすれば、原木がよくない。

あと、カゴ詰めしたといっても、本当に詰めただけで、大割りも小割りも枝も一緒に混ざってるし、汚れなんかも落としてないから、出荷時にブラッシングするなどの清掃をするか、なんか考えないといけないですね。

かれこれ 3 週間くらい原木の入荷がないので、ちんたらやってましたが、それでももうほとんど片付いてしまったので、そろそろ次のを持ってきてもらいたい今日このごろ。

伊佐爾波神社 参拝

少し前に、アメリカより C さんが遊びに来てくださった時のことですが、道後を案内し、伊佐爾波神社に参拝いたしました。

なんで、伊佐爾波神社なの、と思われる方もいらっしゃるかと思うのです、実は、伊佐爾波神社は非常に整った八幡造(はちまんづくり)といわれるご社殿で、その壮麗なお姿を是非見ていただきたかったのです。

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石段が玉石ですね。
境内から望む道後の街です。
正面が道後温泉駅、左に皇族方御用達のふなやが見えます。

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楼門と、回廊です。

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ご本殿ですが、切妻の平入りで、前後に 2 棟を連結しているのが特徴です。

我々から見て手前の建物を外院、奥の建物を内院といい、それぞれ、事務室、居室(寝室)といったところで、神様は昼間は外院(前殿)でお仕事をされ、夜間は外院(後殿)にお鎮まりになるといわれています。

このように整った八幡造は、日本には 3 例しかないと聞いています。

大分県の宇佐神宮、ここは、八幡宮の総本宮ですので、当然といえば当然ですが、その他には、京都の石清水八幡宮があります。

四国・松山、道後温泉にお越しの際は、駅、または、道後温泉本館に程近く、歩いて参拝できますので、是非、伊佐爾波神社の八幡造りをご覧いただければと思います。

スタンス

イニシャル K さんへのお返事を兼ねて、このブログのスタンス、Herth & Home 暖炉家 をどういう考えでやっているのかを書いておきます。

まず、「ぶっ壊す」、というつもりではなくて、選択肢を増やす、というスタンスです。

多くの方は、お店自体を信頼して、商品としての薪ストーブではなく、それ以外の薪のサポートや、煙突掃除、もろもろを含めた「薪ストーブライフ」を買っています。

当然、多くの人が間に入り、その分、高コストになっているのは、K さんもご存知のとおりだと思います。

なかには、歴史的円安と言われる今この時点で、現地価格の倍以上のプライスタグが付いている商品まであります。というか、そういう商品のがむしろ多いくらいかもしれません。

薪ストーブ専門店が、その価格差に見合うバリューを提供していると信じたいですが、諸外国では、1/2 とかの価格で末端の小さなお店が営業できているのですから、そのコストが適切と信じることは、輸入の経験を積めば積むほど難しくなり続けています。

市場が小さいからマージンを多く取る、多く取るから普及しない、日本市場の特殊性を考慮したとしても、あまりに価格差が大きすぎ、負のスパイラルではないでしょうか?

誰もが薪ストーブに 50 万円、100 万円と投資し、以降も毎年メンテナンスや薪などの燃料代に大金を投じられるわけではありません。

今、日本の薪ストーブの状態は、一部のお金持ちの道楽と揶揄されるような高級品か、焼却炉に毛が生えたようなホームセンターレベルの低価格・それ以上の超低品質の両極端だと感じます。

そういう中で、必要なサービスを必要に応じて購入する、という選択肢があればと思って、雑貨の販売、並行輸入のお手伝いサービスなどをしています。

なので、既存の店舗とは、価格が全く違うし、サービス内容も全く違う、競合するものではありません。

とあるブログで残念なやりとりを見かけました。

自分はかなり鈍い方ですが、さすがに気づきましたが、一部の販売店さんは、うちが原価などを書いて比較してしまうので、影響があるのでしょうか、迷惑しているようです。

余程お返事をコメントで差し上げようかと思いましたが、コメントに至っては、人格を否定する侮辱発言で道徳心を語る荒れた状態なので控えました。

他所様の荒らしになってはいけないので、こちらでこのように少しだけ書くにとどめます。

一番の気付きは、一度歪んだ気持ちを持つと、そういう気持ちが表に出てしまう、マイナスのことばかり見てしまう、目が曇るということかと思いました。

素晴らしいこと、新しく気づかせてもらったこと、そういうことも書いたつもりなんですが、そっちはまるで見えないのですから。

と同時に、別のブログ主さんが、明らかに悪意がある煽りのいやがらせのコメントにも、丁寧に理論的に筋道を通して対応していたことも思い出しました。

そういえば、さらに別のブログでも、仕事関係の記事がごっそり消えて、人間関係の難しさを感じたこともありましたか。

今後も、今の立場でブログを続ける以上、同様のことは起こりえるでしょう。

10 人中 10 人を満足させることはできないと、とある薪屋さんが教えて下さいました。

いろいろな立場の違いがある以上、仕方のない事です。

しかし、とてもおおらかで聡明な方とのやりとりのなかで、考えが真逆に伝わったことを経験したばかりです。

勘違いされている、正しく伝わっていないのであれば、それは問題です。

顔の見えない相手だからこそ、表現を磨き、真意をより正確に伝えていきたいと思います。

薪割り機の組み立てについて

薪割り機共同購入の進捗報告です。

本日最終的にオーダーします。
時差があるので、26 時くらいに電話して注文します。
眠くて寝てしまったら、土曜日の朝にするかも。

現時点で、4 台まとまっているのですが、検討中の方が 1 名、購入の方が 1 名、本当にいいですか、という点についてお返事をいただけていないので、それを待っているわけですが、何れにせよ、4 台はオーダーします。

共同購入の方から一番聞かれる内容が、組み立てについてです。
といっても、自分自身も、この薪割り機は初めて触れるものなので、正直にいって、現時点では、詳細はわかりません。

4 台の内訳は、関東エリア 2 台、中国・四国エリア 2 台なんですが、中国地方の方は、うちまで引き取りに来てくださるということで、そのタイミングでガレージ倉庫で一緒に組み立てて試運転しましょうということになっているんです。

問題は、関東エリアですね。場所がないので。晴れてたら、ユニックの荷台でもできなくはないんだけど、暑そう。。。

組立自体は、それほど難しいものではないのでしょうが、工具がインチかもしれないし、エンジンオイルとか、作動油、グリスとかがそれぞれでやってたら微妙に余るって問題あるし、一緒に組み立てれば、ふたり以上で、例えば、重たいフレームなんかでも持ち上げてもらって、位置を調整して固定、というようなことが簡単にできそうだし、今後何年も一緒に薪割り機のメンテナンスなどで助け合っていくわけだから、お会いして親睦を深めたいってな思いもあったりします。

というわけで、組み立てのイメージトレーニング中。
こういう時が一番ワクワクするタイミングかもしれません。

薪割り機の取説は、メーカーである Brave 社のサイトからダウンロードできます。
よく改定されるようなので、直リンクではなく、手順を説明しますね。

  • Brave 社のサイトにアクセスしてください。URL は http://www.braveproducts.com/ です。
  • LOG SPLITTER(薪割り機)というタブをクリックします。そうすると、http://www.braveproducts.com/logsplitters/index.html に遷移します。
  • 今回のモデルは、BRAVE 20 Ton、型式は PCLS2013GC で、現時点では、上から 3 番目に表示されています。View the specs(詳細を見る)というボタンをクリックします。そうすると、http://www.braveproducts.com/logsplitters/brave20tondualsplit.html に遷移します。
  • BRAVE 20 Ton の詳細画面の右下部の Owner’s Manual(オーナーズ・マニュアル)という茶色い本のアイコンをクリックします。そうすると、http://www.braveproducts.com/library_brave_new.asp に遷移します。
  • 説明書のダウンロードのため、画面左で製品を選択する必要があります。上から、MANUFACTURER(製造者)は Brave、TYPE OF EQUIPMENT(装置種別)は Log Splitter(薪割り機)、MODEL は PCLS2013 です。
  • MODEL REVISION(モデル・リビジョン=改定という意味です)は、一番下を選ぶと最も新しいもののようです。
    今回は、PCLS2013 E.2 をチョイスします。自動的に、DOCUMENT(書類)は、Owerner’s Manual が選ばれます。
  • 右側に Adobe Acrobat のアイコンが表示され、クリックすることでダウンロード可能です。
  • なお、MPCLS2013E.2 の URL は http://powerlink2.gnedi.com/library/library/dp/pdfs/Brave/Manuals/MPCLS2013E.pdf です。

サイトの構成などは、あくまでも現時点のものですので、変更される可能性があります。

MPCLS2013E.2 で、初期のセットアップについて、8, 9 ページに、組み立てについては、32 — 38 ページに書いてあります。

これを見ると完全バラバラで届きそうな気がしますね。
もしそうなら、組み立てにはまるっと一日位かかるかもしれませんし、実際にはある程度組み立った半完成品状態かもしれません。

あと、マニュアルには、最高牽引速度が 45MPH になってるんだけど、ウェブサイトだと 35MPH なんですよね。
どっちなんだろう?
どっちにせよ、そんな速度で引っ張ることは日本はなさそうですね。

【広告?】FISKARS の斧も折れます!

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広告なのか、ちょっと微妙なエントリーですが、FISKARS の破損についてです。

買ってくださったお客様から頂いた写真なんですが、FISKARS の斧は、シャフトの堅牢さが特徴で、適度にしなって衝撃を吸収しますし、少々ぶつけても滅多なことでは折れないんですが、出荷後、10 日ほど、数時間の使用でもこのように折れてしまう時は折れてしまうようです。

厳密に言えば、折れるところまではいってないのですが、その手前ですね。
お客さんに怪我がなくてよかったです。

非常に折れにくい斧ですが、折れないわけではないので、使用前にクラックがないかなど、確認作業はやはり怠れませんね。

あと、残念ながら、こういう状態になると修理することはできません。

Hearth & Home では、メーカーが正常な使用で破損したと判断した場合には、新しい斧をお届けしています。初期不良期間後は、送料 2,000 円を負担して頂いています。

海外まで破損品を送り返すことは現実的ではないので、写真を頂いて、それをメーカーに送って判断してもらっています。

いわゆるライフタイムワランティーですが、今までのところ、初期の不良以外でどなたからもお問い合せを頂いていないので、初期不良がなければ十分製品の寿命とお客さんが判断した時点でしか破損しないのか、それとも、うちで扱い始めて年数が浅いので、それくらいでは折れないのか、いずれにせよ非常に安心して使える斧であると実感しています。

ちなみにですが、FISKARS の斧は、ハンマーとして使用することはできません。
そのような使い方をして破損した場合は、保証の対象になりませんので、ご注意ください!

それと、別の方から斧について質問されたことなのですが、こちらにも書いておきたいと思います。

FISKARS の斧は、どちらかと言えば、ヘッドが軽い部類になります。

X27 については、カタログスペック上は、1.8kg 程度の重量のようで、重さで割るのではなく、スピードで割るタイプの斧になります。

例えば、STHIL の 薪割り用ハンマー は 3300g ということで、柄の重量を含むのか、という部分については記載がいないのですが、ヘッドのみだとすると、1.5kg の重量差があります。

重さで割る、スピードで割る、これは、いい・悪いではなくて、好みの問題だと思いますし、また、ケース・バイ・ケースで使い分けても良いことだと思います。

自分は、重たい斧、というのは実は使ったことがないので、Truper 30958 という薪割り斧を取り寄せてみました。
重さは、4kg もあります。

柄についてはグラスファイバー製とのことです。

輸入品のため、写真のように、かなり荒い仕上げになっています。

原産国は、メキシコと表記されています。

昨日の夕方、雨が上がったの小一時間試し割りをしたのですが、FISKARS とは全くキャラクタが違い、フィーリングも、当然全く別のものでした。

この斧、Amazon.com では $40 程度で売られているものなんですが、重たいので送料がすごくかかって、現時点だと 総額が $78.83 ですから、約 10,000 円ですね。

facebook で知ったんですが、国内だとかなり高い値段で販売されているようなのですが、Amazon.com は物によっては日本まで送ってくれますし、日本の Amazon.co.jp とほぼ同じなので、是非、個人輸入に挑戦してみてください。
ある程度の金額までは、消費税が免税となるため、送料を含めても国内で買うよりも割安で買えることが少なくないです。

大型の薪製造機を導入したので、あまり活躍の機会はなさそうですが、薪割り会や、貸出用として活躍してもらいたいと思います。

使ってみて良さそうなら、取扱い製品に加えたいと思います。
予定価格は、8,800 円、FISKARS X25 と同じくらいの値段に設定したいと思います。