久しぶりに薪屋さん

今日は、久しぶりに雨が降らなかったので、薪屋さんの仕事です。

昨日、水質検査で問題があったため、近所の井戸を使っている家にそのことを知らせに行きました。
午前中からの予定でしたが、ちょうど出かけるときに、そのことでどうしようという話をしにやってきて、ちょっと話し込んでしまいました。
そんなこんなで、午後スタートになりました。

まず、配達の準備で、積み込みをしました。

その後、10 カゴほど、生産を委託していたものが仕上がったので、引き取りに行きました。

帰りにクヌギの皮を配達に行くので、積み込みをして、本日終了です。

本当はコンテナを回送しようとかとも思ったんですが、すぐに配達に出られないので、わざわざ夜やらなくても、土日の昼間、明るいタイミングでやった方がいいかなと思ったので、そうしようと思います。

明日はまた雨になるようなので、ボチボチと雑貨関連の作業をしたいと思います。

水質検査の結果は飲用不適

ここのところ調べていた軟水化の話の続きです。

軟水化する場合ですが、当たり前の話のとして、どれくらい水が固いのかということ、そして、どれくらい水を使うのか、これの掛け算で軟水化するための装置の大きさ(イニシャル)、ランニングコストが変わってくると思うのです。
なので、まずはそれをはっきりさせようと思い、愛媛県立衛生環境研究所 さんに水質の検査を依頼していました。

水質の検査自体ですが、毎日というわけではなく、実施日が決まっていて、前回は 8/16 でした。
菌等の検査もあり、時間が経つと正確でなくなるとのことで、専用の容器に検査の直前に水を組む必要がありました。
8/13 に専用容器等を取りに行き説明を受け、8/16 の朝、しばらく水を出し続けた後に汲んで、神社の祭日のため 5 号に持って行ってもらいました。
うちの場合、蛇口などにミネラル分が固着する際、若干青緑っぽい色がつきます。
緑青(ろくしょう)だと思うのですが、念のため、銅の含有量も追加で調べてもらうことにしました。
費用は、銅の追加もあって、14,000 円弱でした。

問題があれば電話します、ということだったんですが。。。
電話がありました。

取り急ぎ、飲まないようにということで、原因としては、亜硝酸ナントカ、ということです。
今まで学生で上京し、その後会社勤めをして戻るまでいなかったものの、それ以外はずっとこの水で生きていていたんで、30 年は飲んでたと思います。
毎年検査するようなことはありませんでしたが、今まで問題が出たことはありません。

それでざっと調べてみたんですが、

硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素(以下「硝酸性・亜硝酸性窒素」という。)は、平成11年2月に水質環境基準健康項目外部のサイトに移動しますに追加され、平成13年7月から水質汚濁防止法に基づく排水規制も実施されています。
 近年、本道でも農業地域における硝酸性・亜硝酸性窒素に係る地下水汚染が顕在化してきており、対策の実施が急務となっています。

ということのようです。
農業が原因のようですね。

現実問題、因果関係は明白でも、どの行為者が飲用不適の結果を引き起こしたのかまでは特定することは難しく、また仮に特定できたとしても、法の不遡及があるので、平成 13 年以前の汚染行為について、責任を問うこともまた難しいと思いますので、要するに、泣き寝入り案件、ということになります。

一応水道は来てはいるんですが、接続するとなると数百万円単位の工事が必要になります。
また、当たり前ですが、水道代がかかります。

軟水化以前に、水質の問題があるので、当面は飲用水に関しては買ってこようと思いますが、汚染物質の除去方法を調べてみる必要がありそうです。
現実的な解決策としては、家丸ごと浄水を使う必要はないので、まず、軟水化装置で除去できる範囲でミネラル分等を除去し、その後、シンク下等に RO なり、問題となっている窒素系の汚染物質を除去可能なフィルタ装置を取り付けたらと思います。

ざっと調べたんですけどね、99% 除去を謳っている濾過装置、フィルタだけで 10 万を軽く超える金額でした。

まだ熟読しているわけではありませんが、除去の方法として、以下のような方法が挙げられています。

これによると、イオン交換、逆浸透、電気透析といった手法がうちの場合適しているように思われます。
汚染物質の量等、詳細は郵送で戻ってくると思うので、対策について、今後検討していこうと思います。

陳建一の麻婆豆腐

かなりどうでもいい情報なんですが、今日は、誕生日でした。
無駄に長く生きてしまい申し訳ないところです。

天気も大雨ですし、事務仕事をしたりしてたんですが、思い立ったので、伊予鉄高島屋の赤坂飯店に出かけました。
かの有名な陳建一の麻婆豆腐のお店です。
何故か松山にも支店があるのです。

いつもは中辛なんですが、思い切って激辛に行こうかと思ったんですが、思いとどまって大辛を注文しました。
山椒が好きなので、景気良く行きたいところですが、山椒なしでもむせるくらいの辛さなので、大汗かいて食べたんですが、本当に美味しいです。
値段も安くて、二人で 3 品注文したんですけど、3,500 円くらいです。
まあ、好き嫌いというものもあろうかと思いますし、お近くの方は、機会があれば、是非行ってみてください。

こういう状態ですからあまりウロウロすることもなかったんですが、綺麗にレイアウトしてあったキッチン用品のコーナーが目に入りました。
そうしたら、バーミキュラ がそれなりの品揃えで、思わず立ち止まってしまったんですが、売り子のお姉さんがいろいろ説明してくました。

フライパンなんってありましたっけ?
ぱっと見 FISKARS のフライパンによく似ているのですが、まあ、フライパンですから。
バーミキュラは琺瑯引きだと思います。

実に美しいですね。
お値段も凄いことになっていますが。。。

それで、何が欲しいのかというと、オーブンポットラウンド 18cm です。

うちは、炊飯器をかまどさん電気にしたことは書いた と思うんですが、これ、土鍋なんですね。
土鍋に匂いや味が移るのが嫌なので、白米しか炊いていません。
炊き込みご飯をしたいんですけど、炊き込みご飯だって、種類ってものがあるわけですよ。
美味しんぼのすっぽん土鍋じゃないけど、鳥の炊き込みご飯と、鯛めしとを同じ土鍋で作るような気はしないわけです。

まあ、せっかく奮発して、タダでもらえるガスコンロではなく、デザインを優先してガスコンロを買ったわけですから、ガスでご飯を炊いたらどうかと思うんですが、まあ、要するに主に炊き込みご飯用のお鍋が欲しいわけです。

それで、目星をつけているのが オーブンポットラウンド 18cm というわけです。

欲しいのはこれ。
マットブラック SUMI です。
ただ、売り切れていて、入荷は 9 月末くらいまでない予定だとかなんとか。

店頭で初めて知ったんですけど、鍋敷(トリベット)にマグネットが仕込んであるんですね。
まっすぐ持ち上げるとくっついたままになるんですが、ほんの少しだけ斜めにして持ち上げると外れるんです。
これは凄い便利だなと思いました。

安いものではないので、余裕ができたときに揃えたいなと思いました。

賽銭泥棒? — お賽銭に関する悩み諸々

今日はお宮の祭日でした。
午前中、そこそこお参りがあり、それなりに疲れたんですが、帰る際にお賽銭を 5 号が集めてくれたんですが、少ないんじゃないの、という話になりました。
念のため、ざっくり防犯カメラを確認したんですが、それらしい様子は写っていませんでした。

賽銭箱を開けたらわかるようにしたらいいんじゃないか、ということになったんですが、以前、Panasonic の窓用の開閉センサをつけたんですが、これ電池が特殊なのと、センサに連動して何かする、ということができなかったんです。

今は IoT というか、IFTTT というか、センサの反応をトリガとして、何か行うことができるようになっているので、スマートセンサを取り付けたらと思うんですね。

Panasonic のセンサで分かったこととしては、専用の電池を使ったり、電池の残量がわからないものは非常に不便、ということです。ボタン電池なんかも種類がありすぎるので、単 3 とか、悪くても単 4 のように普通にその辺にある電池を使うものが良いのではないかと思うのです。

少し値段が高いんですが、+Style の PS-SDW-W01 がいい感じかなと思うのです。

乾電池式で、電池交換のタミングも通知してくれます。
一日 20 回で 3 ヶ月程度電池が持つようですが、賽銭箱なので、そこまで頻繁に開閉することはありません。
ただまあ、だからといって 6 ヶ月とか持つとも思えませんが。。。

それはそうと、お賽銭関連で言うと、ちょっt困った事案があります。
硬貨の入金に手数料がかかるようになってきている、ということです。

そういえば、コインカウンターも壊れているし、買い換えないととは思うんですが、ちゃんとしたメーカーのもので精密すぎたんでしょうか、facebook で Amazon で売っている 10,000 円ほどのものがいいよと教えていただきました。
うちよりも全然規模の大きなお社で数年来元気に働いているそうで、ちょっとアバウトで硬貨でないものを弾けなかったりという問題はあるようですが、値段も安いですし、買ってみようかなと思ってはいます。

お賽銭に関しては、ウシジマくんじゃないけど、少額であろうと篤志であるのできちんとしたいという思いと、1 円を入金すると確実に損が出るのに、それをすることが神社の会計上良いことなのか、という思いと、両方がありますね。
今のところ、入金手数料がかかっていないのですが、今後、手数料がかかるようになれば、1 円や 5 円は入金せず、ひたすらストックすることになるでしょうし、そうなると流通しなくなるので、国も困るとは思いますが、1 円, 5 円などを弾くためにも、コインカウンターは必要かなと思っています。

フライパンの育て方動画

ちょっとくどい喋りと、全体的に濃い感じで、料理人としては不衛生そうに見えてしまって損してそうな、幸せに生きると書くそうなコウセイ校長のお料理動画です。
ものすごく楽しいですよ、この人の動画。
でも、自分は、料理はしませんけど、基本的に。

それで、シーズニングなんですけど、どうやったらうまくできるのかなと思っていたんですが、この動画で説明されている理屈がすごくわかりやすかったんです。

まあ、流石に赤錆、黒錆は、中学生レベルで知らない人は皆無でしょうからすっ飛ばすとして、油には種類があって、

  • 乾性油(ヨウ素価 130〜) — ひまわり油・アマニ油
  • 半乾性油(ヨウ素価 100〜130) — 大豆油・コーン油
  • 不乾性油(ヨウ素価 〜100) — オリーブ油・ラード

に分類されるそうなんですけど、ヨウ素価というものが肝だということです。
ヨウ素価の高いものほど、乾いて固まりやすい、油絵具のように固まるわけですね。
だから、シーズニング=油でコーティングするには、乾性油を使うと良い、ということのようですね。

各油のヨウ素価について、以下のページにまとまっていました。
上記、動画からの引用とは若干分類が違います。
ヨウ素価とは何かという説明もなされていますので、気になる人は確認してみてください。

ちなみに、ロッジは工場でシーズニングする時には大豆油を使っているそうです。

それと、シーズニングする際の油の温度ですが、170°C 程度のようです。
この温度はかなり重要なようですね。
また、一度に油を厚く塗るのは良くないようです。

今のところ、ロッジの鉄フライパンもいい感じではあるんですが、今後、シーズニングをやり直すことがあれば、今回の知識を試してみたいと思います。
すごく良い情報だと思うので、今後出荷するロッジ製品にもこの動画の紹介 URL を入れておこうかなと思いました。
まあ、重合と重層を言い間違えているみたいですけど。

全然売れたことないんですが、一応ロッジの鉄フライパン、扱っております。
シリコンハンドル(普通はついてこない)もついていますので、家庭でも素手で使えますよ。

FISKARS のキワモノと出会ってしまった件

愛媛でも激しい雨が続いています。
河川が氾濫したり、土砂が崩れたり、大規模な被害が出て、自衛隊が出動した等のニュースも流れています。
被災された方にお見舞い申し上げます。
うちも傾斜地なので、他人事ではありませんし、数年前の豪雨災害が思い出されています。
被害が出ないことを祈らずにはいられません。

こんな日の倉庫作業はすごく蒸し暑くて、ここひえ的大型扇風機は意味をなさないのでスポットクーラーを使っているんですが、気温は 25°C くらいなのに大量に汗をかいてしまって、すごく疲れます。

そんなわけで最低限の出荷作業で切り上げて、ネットで新しいアイテムを探していたんですが、なんと、FISKARS のキワモノを見つけてしまいました。

FISKARS の Cast Iron Cookware です。


ここは、一つ買わないといけないような気がしないでもないんですけど、すごく高いんですよ。
$127.67 もします。
なので、仮にうちのお店で売り出す場合、輸入時経費が商品価格の 30% 程度、消費税が 10%、雑費(送金時の為替手数料等)で 10%, 決済等のモール手数料で 10% で 1.6 倍くらいには設定しないといけません。
$127.67 x 110 x 1.6 + 送料として 1,000 円だとすると、23,470 円くらいで、振っても鼻血が出ないレベルの金額設定ということになります。
売れるか、というと間違いなく売れないでしょう。
自分自身が $128 の値段で引いている状態ですしね。

実際問題、LODGE にしてもそうですが、STORES の方では LODGE 製品は全くといっていいほど売れません。

これと同等の L8SK3 の場合、今の値段は 3,199 円なんですけど、直販では売れた試しがないです。

Amazon よりは 1 割安いんですけどね。
STORES で売れる数を 1 とすると、Amazon で売れる数は 1,000 とか、そういうレベルです。

なので、ビジネス的には、手を出す意味はないんですけどね。
個人的には欲しいのです。
何事も売れるのか、お店で扱えるのか、という視点で見てしまうのが小規模雑貨屋の悲しい性というかなんというか。

フライパンだけではなくて、グリルパンなど、いろいろなアイテムがあるようです。
見ているだけで楽しいので、見て楽しんで終わりかなとは思いますが。

同じく、まだ踏みとどまっているのが、FISKARS の木の柄の斧 です。
これも、Norden というラインの商品ですが、シースがレザー(もしかしたらフェイクレザーかもしれませんが)だったりと、ちょっとおしゃれなデザインです。
値段もずいぶん高いし、機能的に X シリーズより劣ることは明々白々なので、実用的に考えると、何のメリットもありません。
飾りとして考えると、あくまでも工業製品で、職人によるハンドクラフト的な価値もない。
実に微妙な立ち位置のアイテムで、いまだ購入していないわけです。

それにしても、チャイニーズウイルスですけど、全く出口が見えません。
落ち着いたら、アメリカにもホームセンター巡りに出かけたいし、イギリスにも薪割り機を見に行きたいのですが。。。