晴れたので TrueNorth TN20 出荷

金曜からずっと雨で出荷できていなかった TrueNorth TN20 最後の一台の在庫ですが、今日、晴れたので出荷です。
ガラスや本体に痛みがないか、念の為、梱包のフィルムを剥がして、ビニールをめくって点検後、再度、フィルムを巻いて、出荷準備 OK です。

そういえば、一向に USPS でお取り寄せ中の薪割り機用の部品が届かないなと思って、どうなっているのか、念のため調べたら、delivery attempted になっています。
ちょっと、この英語、わかりにくいんですが、attempted = 未遂、つまり、完遂できない状態となった、一言で言えば、不在等で問題が発生し、配達ができなかった、ということです。
村の郵便局に電話したら、本局にあると思うといわれて、確認すると、やはり三津(港の方)の本局に保管中でした。

園に転送をしてもらうと明日になってしまうようなので、急遽取りに行くことにして、トールでの出荷に砥部にも行かないとなので、かなり大回りになるわけですから、ついでに紙のカネシロにも、資源ごみを捨てに(売りに)行くことにしました。
というわけで、荷物満載です。

その後、園に行って、新規オープンのキャンプ場向けに薪を 100kg だけ A さんに送ることになっているので、それを取りに行って、受け取った薪割り機の部品を届け、あと、前々からの懸案であった生産が思うように進んでいない件等の話をしました。

薪の生産ですが、計画の 1/2 のペースくらいです。
それで、当然の結果として、採算が取れないので、委託費用をアップしてほしい、ということになっていたわけです。
半分しかできないということは、予定のコストの倍かかっている、ということになります。
自分の方針として、無理を言わないことが分かりきっている相手の値段交渉は、値切らない・買い叩かない、ということに決めているので、製造コストは来季(今年伐採する原木)に関して、1kg あたり 10 円から 20 円に引き上げられます。

原木自体のコストとしては、ウッドショックの影響を懸念していたのですが、1kg あたり 11 円、値上げはしないし、バイオマス燃料の安定供給という使命がある、という頼もしい言質を取りましたので、少なくとも今季に関しては、原材料の値上げは限定的かと思います。

あとは県森連さんの方には、まだで向けていないし、一向に請求をきちんとしてくれなくて、支払えてない代金がいくらか残っているはずなので、もうこれ以上月を跨ぎたくないし、これとは別件の、なんとかして欲しいと言われている原木の件、加工済みの生薪の件、さらに夏越で皆が集まる前までにある程度アウトラインだけでも描いておきたい氏子区域の発展を目指しての森林経営計画のこともあり、これらを煮詰めておきたいとも思います。

とりあえず、単純計算しても、22 + 20 = 42 円/kg です。

設備の維持費(イニシャルは無視しても)もかかりますし、乾燥用の燃料のチップ代も含まれません。
破砕機が壊れていて処理できないので、保管するために第 1 ヤードに移送しますが、木屑等も処理しないといけないので、そのコストも別途かかります。
これも、処理工場に持ち込むと 1kg 11 円かかります。
写真のトン袋一つ 300kg なので、3,300 円ということになりますし、回送の費用も当然かかってくる。
破砕機を新しく調達するなり修理するなり、これも費用がかかります。
こういう細々としたものとして、経験則で 3 割の経費が最低かかるだろう、ということで、今までは仕入れコスト 30 円+ 経費 3 割 = 39 円/kg でやってきました。

同様に計算すると、54.6 円/kg となり、消費税を入れると 60.06 円/kg、送料別です。
さて、こんな値段で誰が買いますかね?
自分が薪を販売するとしても、間違いなく仕入れません。

自分でいうのもなんなんですけど、うちの薪の品質はとても良いと思います。
でも、それ以上に高いのです。

どうしたもんかと思うのですが、とりあえず、できることからやるしかありません。
いずれにせよ、税込・送料別 60 円/kg、で販売するしかないのです。

今日、キャンプ場向けに 100kg をヤマト便で発送してみたんですが、とても楽でした。
理由は、ヤマト便の場合、重さだけで運賃が決まる(薪は重たいので容積重量換算の必要がないため)ので、ダンボールの数を気にする必要がなく、一つ一つの箱の大きさや中身の量も揃える必要がないため、あらかじめ 100kg 分を計っておき、あとは本当に適当に並べて入れるだけでよいからです。
箱も中古品で良いので、ここでも経費が節約できます。

それと、もう一つ気づいたことがあります。
厳密に計算していませんが、製品重量の 10% 程度の規格外の薪ができています。
これについて、Facebook で同業者さん達に聞いてみたところ、規格品の 70% くらいの価格で需要がある、ということもわかりました。
トレーラ輸送だと嵩張るため積載量が減り、結果コストがかかるんですが、ヤマト便で送るならその限りではありません。
これらが税込・送料別 40 円で売れるとすると、5% くらい、損益が改善します。
この 5% はお守りのようなもので、機械の破損等の予備費用に目処がつくことになります。

そういうわけで、100kg 単位での小口の宅配便販売を始めてみたいと思います。

あ、ドリーの件ですが、採寸するのを忘れてしまいました。。。

そろそろ梅雨明け?

今日も雨模様の天気でした。
途中一瞬晴れそうな雰囲気になったんですが、避難指示が出るくらいでしたので、まあ、土砂降りって感じです。
南予の方はかなりひどく降っている様で、心配です。
草刈りをする予定だったんですが、特にすることがなくなってしまいました。

それで、ドリーの件です。

今使っているものは、Ultra Tow のものだったと思うんですけど、似たものだと $60 くらいのようです。
これを輸入すると、大体 $1 = 200 円くらいのコストになるので、12,000 円くらいかかるってことになります。

これ、Brave 薪割り機で使うにはちょっと背が低いんですよ。
PREDATOR でも、やはり背が低いと思います。

それで、高さが調整できるタイプですが、一気に値段が上がるんです。

$150 なので、3 万円くらいになる計算ですが、高すぎます。
構造的には、角パイプが差し込み式になっていて、ピンで止めるだけなんで、それで $100 近く値上がりする理由がわからないんですが。。。

薪割り機の高さは決まっているので、調整できる必要もない気がするんで、安い方のモデルをベースに作ったらと思うんですが、結構、よくできているというか、部品が細かく分割してあって、発送する際にサイズが小さくなる様に工夫してあるんです。

さて、問題は、一から作るほうが安いのか、どうかってことです。
13t 用のドリーですが、ちょっと角度がまずくて、そのまま真っ直ぐに止めると動いてしまうので、一から作るにしても、既製品をコピーする必要があるように思います。

薪ストーブも今日も出荷できなかったので、明日園に行くので、ドリーを引き上げてきて、採寸したいと思います。
あと、忘れないように、薪を持て帰って A さんに発送しないとです。
ボチボチ頑張ります。

有機生きくらげ?

最近、味噌汁にハマっているんです。
基本的に 5 号は味噌汁を飲まないので、自分の分だけなので、インスタントだったんですけど、液状味噌を使う様になりました。
具が必要になるので、お供えの乾物の消費にもいいかなと思う訳です。
ただ、さすがになめことかは、お供えできないので、買いに行ったのです。

そうしたら、愛媛県産有機生きくらげなるものが売っていました。
思わず買ってしまったんですが、どうやって食べよう、という思いと同時に、どうやって作っているのか、ということが気になりました。

残念、菌床でした。

でも、有機って?どういう意味でしょうかね。
もともと、菌床栽培で農薬なんて使うのか、それ以前に土や肥料を使わないのではと思うんですが。
菌床の場合、肥料というか、オガ粉以外にふすまだとか、トウモロコシ、米糠なんかを混ぜるかと思うんですが、化学薬品を混ぜたりするんでしょうか?
原木はいうまでもないんですけど、菌床でも、そもそも論として、有機ではないものなんて存在するのかななどと思う訳です。
まあ、当たり前のことでも、わざわざ書くと、上等なものと誤認する人が出るのかもしれないし、そもそも嘘は書いていないので、最悪でも毒にも薬にもならない、といったところなのかななどと勘繰っています。

それほど高くなくて、しいたけに毛が生えたくらいの価格だったんですが、採算は取れるんでしょうか、気になります。

薪の生産をしていると、半端な原木がたくさん出てしまうんですが、それを輸送しても運賃がかかるだけ、サーマルリサイクルで乾燥機の燃料にするよりもチップは買ったほうが安いですし、有効活用方法を考えないとなと思うのです。
でもまあ、きのこ栽培は、典型的な装置産業ですし、そういえば、園の別の事業所でしいたけをやっていた様な気もするので、今度ちょっとしいたけのことを聞いてみようと思います。

話は元に戻してきくらげですが、お宮で富たまを頂きましたので、玉子スープにしようと思います。

F さんという方で、この方はいつも卵をお供えしてくださるんですが、ご主人が数年前に帰幽されて、それ以降、足がないのでお参りに来られていなかったんです。
久しぶりに、息子さんに連れられてお参りくださいました。
お姉さんの Y さん、高齢で施設に入っているということですが、こういう時代なので面会できないんです、ただ、元気ですと、近況をお聞きすることもできました。
昼間は、昨日の続きで夏越の案内状の内職をしていたんですが、宛名を見るたび、高齢でご社頭に足を運んでいただけなくなった方々のことをしみじみと思い出すのでした。

薪ストーブの出荷ですが、今日も雨で、持ち越しです。

キャンプ薪 100kg の注文を Facebook で A さんから頂いたんです。
なんでも、知り合いの土建屋さんがキャンプ場をオープンするから、ということで、初めはフレコンで送って、という話だったんですが、流石に量が多いかなと。
100kg 送ると、送料が 5,000 円以上かかるんですが、まあ、わざわざご指名で、遠距離にも関わらず注文いただけたので、コミコミ 10,000 円でお願いしました。
それでも、1kg 100 円なんですよね。
ただ、業販でも 1kg 39 円(税別)なので、箱詰めの手間等を考えると、限界サービスではあるんですが。。。

入荷は遅延中

今日は神社の祭日です。

天気もイマイチ、お参りはボチボチ少ない感じですね。
暇といえば暇だし、その分、ゆっくりと対応できるといえばそうです。
5 号は夏越の案内状の内職をしています。

まあ、そんなこんなでのんびりした一日でした。

この間、予定通り入るかなどといっていたんですが、蓋を開けてみると案の定遅れています。
今週中くらいには予定を連絡できるかも、みたいな話が、未だいつになるかわからない状態です。
FISKARS X7 は Amazon は品切れしていますが、倉庫には少しだけ在庫があります。
それ以外は、特にめぼしいものはありませんので、遅れたところであまり影響はないのですが。

次の貨物の輸入の準備も始めました。
色々オーダーしているのですが、まともに入荷しません。
ただまあ、ある程度は溜まったので、カットしたので、一旦月末くらいまでにはピックされると思います。
問題はそこからで、コンテナが船に積まれるまで、ひと月くらいかかります。
なので、9 月中か、ヘタをすると 10 月になるかなというところです。

とりあえず、PREDATOR が 1 台だけ入荷する予定なので、予約を開始しました。
この次のオーダー分から $50 値上がりしているので、少し値上げしないといけません。
大昔の共同購入同様、利益は載せていませんので、現状渡しになります。
価格を優先するモデルだと思うので、引き取り前提で、送った場合ですが、関東で 2 万円ちょっとくらいかかりましたので、そのことも加味してください。
いくらか話をいただいているのですが、現状 1 台だけしか納品されていないので、予約された(=代金を支払われた)方から納品となります。
残り 2 台はバックオーダーになっています。(そして、$50 値上がりしますので 1 万弱値上げします)

Brave の件ですが、ログ置き台の件についても、部品の在庫がない、という連絡以降、アクションがありません。
それ以前にオーダーしている 37t, 20t についても、支払っているものの納品の目処すら連絡がない状態なので、生産等に遅れが出ている様です。
とりあえず、現状の国内在庫は 37t, 24t となります。

明日は、夏越の案内状の続きと、TrueNorth TN20 の発送をしようと思います。

充電式冷蔵庫 2021 年夏の陣

初めに結果を書いちゃいますが、ハイコーキの圧勝(個人の感想)ですね。

まず、ハイコーキの利点として、本体が充電器を兼ねている点が挙げられます。
なので、例えば車載して使う場合、走行時に充電される訳ですよ。
その後、工事車両などだと、作業している間はバッテリーで駆動されて、休憩時間に冷たい飲み物を買いに行かずに済む。
長距離トラックだと、停車中にも冷蔵庫は機能し続ける訳です。
昔のモデルはペルチェだったんですが、今はコンプレッサで、仕切りを使って -18°C と 5°C とを併用できるそうで、アイスとドリンク、両方冷やせる訳ですよ。
しかも、マルチボルト対応。

それに対して、マキタは、充電機能がない(はず)。
もうこの時点で負け。
さらに、バッテリーの性能でボロ負け。
2 部屋なくて、いいところ、全くなし。
マキタのバッテリーを持っている人でないと、積極的に選択する理由もないんですが、40V max(これ、表示詐欺では?ハイコーキは41V max だそうです)で電池を買い直すタイミングで、マキタに見切りをつけた方がいいんじゃないかと思ったり、思わなかったり。

少なくとも、40V max シリーズを買うことは当面ないと思うのですが、流石にハイコーキで電池から揃える気もない。
それに今から注文していつ届くのかしら、という問題もある。
災害時によろしいのでは、という思いもよぎったんですけど、だったら、ポータブル電源を買っておく方がメリットが大きい様に思うんですよね。

というわけで、来年以降の新モデルまで様子見をしたいと思います。

それはそうと、今日は 15 日なので、神社の巡回をしました。
アブが多量発生していまして、5 号が大騒ぎ。
北海道には虫はあまりいないのか、虫がキモいとかなんとか、かなりどうでもいいんですけど、当人にとっては切実な問題の様です。
自分的には騒いで車に閉じこもって出てこないので、仕事にならないから、そっちは問題なんですけど。
帰り際に、どう言う虫なんだと言い出して何やら調べていて、ハエとかなんとか。
アブ(ハエ)は羽が 2 枚で、ハチは 4 枚なんだそうです。
そのことを知ってなんの得があるのかわかりませんが、とりあえず、アブがハエだということを知って、賢さが 1pt くらいアップしました。
それよりも、どうやったら退治できるかを調べた方が良かったんでは。。。>5 号

この間頑張って草刈りをしたところですが。。。
全く意味がないくらいに伸びてしまいました。。。
半月立たず元通り。
生命力を感じますけど除草剤に頼らず、なんとかしたいものです。

複合機の故障と入れ替え

複合機が故障しました。
通信ユニットのエラーということなので、修理しても、それほど高額になるとは思わないんですが、すでに 7 年経っている機械で、どうしたものかと思案しています。
入れ替える場合どれくらいかかるのか、調べてみることにしました。

今までのシャープでやる場合は、今まで通りみたいなので、大体コストは分かるんですが、カウンター料金が高いので、カラーの利用頻度が極端に減ります。
せっかくのカラー複合機なのに、カラーの意味があまりない。

一度の通関で多い時だと 100 枚、200 枚の書類を出すわけですけど、それだけで 10 円/枚だと、1,000 円、2,000 円とかかります。
1,000 円あれば、インクジェットの互換品なら 1 式買えますからね。
神社の行事案内なども、一度に 300 件分くらい作りますが、両面印刷なら、印刷枚数としては 600 枚になります。
ここまでくると、ラクスルあたりに印刷を依頼すれば、同じくらいの予算で三つ折りにして納めてくれたりするので、手間を考えると、内製するメリットなんてまるでないわけです。

印刷コストが下がらないと、利用する気にならない、利用しないなら、更新する意味がないと思うのです。
なので、シャープで入れ替えることはまずないように思うんです。

そこで、印刷コストが安いという謳い文句のエプソンを調べてみました。
神社の冊子とか、製本をするので、中綴じフィニッシャというユニットが必要です。
そうすると、安い PX というラインナップではなく、LX という大型機でないと対応できないようです。

プランとしては、3 パターンあって、完全従量、カウンター、刷り放題(上限あり)です。
このうちカウンターは、定価でですがカラー 13 円以上で、お話になりません。

刷り放題だと、LX-6050 で本体月額 3.5 万 + フィニッシャ 1 万、4.5 万かかります。
これで、カラー部分で 2,000 枚、モノクロで 5,000 枚刷れるのですが、カラーのコストを 5 倍として、15,000 枚(相当)で割るとモノクロ 3 円/枚、カラー 15 円/枚になります。
お話になりません。

買取の場合、定価ベースですが一番安いモデル LX-6050 で 170 万、これにフィニッシャが 50 万、という値段の設定のようです。
値引率ははっきりとしたことは分かっていませんが、半額とかにはならない様子。
このケースだと、インクも買わないといけないのですが、一つ上のモデル LX-7550 にすると、インクの値段が 2/3 になるのです。
本体の定価は 30 万ほど上がります。
フィニッシャは同じです。
LX-6050 の場合、インクを丸ごと交換すると定価ベースで 12 万ほどかかるんですが、インクなどの消耗品は割引はない(事実上定価販売)ということで、想定している利用予定では年に 1 度くらいインクを交換しないようだと、機械を入れる意味がないということになりますから、インク代で 5 年で 20 万円の差が出るのです。
本体は多少なりとも割引があるようなので、高速機にしても、5 年で金利を無視すれば、75 枚/分のモデルとトータルコストは変わらないわけです。
とはいえ、220 万もするので、半額になっても 100 万以上します。
微妙すぎます。

それで考えたのは、フィニッシャを一体化しようとしていることがコストを押し上げている要因であり、かつ、本体に比べて極めて使用頻度の低いフィニッシャも本体更新時に一緒に破棄することになるので勿体無い、ということです。

断ち落としたりして綺麗にするところまでは必要なくて、現状のように、中綴じ製本ができれば良いだけです。

この製本機で必要十分の気がします。

ただ、一つ上のモデルにすると、丁合機や裁断機と組み合わせて、機能を拡充できるようです。

製本機のみで、中古で、20 万ほどで買えるようです。

こっちの方がいいような気がしてきました。