薪ストーブは空気が乾燥する

今日は朝っぱらから母がケータイが壊れたと騒いで、午前中は WiFi の不調の問題の解決と、ケータイのバックアップ(これは 5 号がやりました。ちゃんと書かないと、後でクレームがつくので)で終わってしまった感じです。

午後からは、薪というか、木屑がなくなったので、お宮に持っていっているものをちょっと拝借しに出かけました。
それと、作業スペースが寒いので、ドラム缶ストーブも、これまたお宮から拝借です。
取り付けですが、もともと壁に開いていた集塵機の穴を使おうと思ったんですが、蓋を開けると φ100mm で小さすぎました。
かといって、壁に穴を開けまくるのもどうかと思うし、そもそも作業スペースのレイアウト自体も煮詰まっているとは言い難いのです。
なので、小窓を開けて、そこから煙突を出そうかなと思います。
位置が比較的低くなることで、ドラフトが弱くなるんじゃないかという懸念もあるんですが、やってみてから考えようと思います。

その後ダイソーにいって、500 円(税抜)のモバイルバッテリーを買いました。
4,000mAh で、出力は 1A のようです。
電気ベスト、というのでしょうか、USB 電源で暖かいというベストを買ってあるんですけど、マキタのバッテリーだと重たいんですよ。
それで、10,000mAh のバッテリーにしたら、それでも重い。
で、ダイソーで小さくて安いのを売っているのを思い出して買ってみました。
使い物になるのかは謎ですが。

それで表題の件です。

本格的に薪ストーブを焚くようになってきたんですが、それに伴って空気の乾燥が気になり始めました。
どれくらい正確なのかはわかりませんが、加湿器に表示された湿度が 30% を切っている表示になっています。
写真のものはタンクが 2 つある大型のタイプですし、他にも中型のもの 2 台あります。

過去にちょっと計算した ことがあるんですが、

例えば、外気温が 0℃ の時、湿度 70% だと 1m3 あたり、3.39g の水蒸気が含まれていて、20℃ にまで暖房すると、 湿度が 19.74% に低下し、快適といわれる湿度の下限 40% 場合、6.88g/m3 なので、3.49g 加湿しないといけない、ということです。

アバウトな計算として、10 畳(16m2)の部屋で、CH(天井の高さ)が 2.5m であれば、40m3 程度の空気があることになります。

139.6g の水が必要になります。

うちの場合だと、平屋の一部屋で 48m2 で、平均の天井の高さは、6m なので、288m3、5 → 20℃ で、2.13 x 288 = 613.44g だから、500ml のペットボトルでは間に合わない計算ですね。

という数字が発掘されました。

加湿器の能力的には全く足りていると思いますし、一晩でタンクが空になり、水を何リットルも足しているのです。
加湿器を追加すればいいんでしょうが、どれくらいの能力のものを買えばいいのか、ということがさっぱりわかりません。
けどまあ、ギリギリのものを買うと、ランニングコストが不経済のようです。

加湿スピードと電気代を重視するなら、ひとクラス上の加湿量を選ぶのもオススメ

なお、一般的に部屋のサイズにピッタリの加湿量よりもひとクラス上のほうが、加湿スピードの面でも電気代の面でもおトクになります。たとえば、ダイニチ工業の機種で比較すると(以下表組参照)、300mL/hの機種で標準モード(加湿量300mL/hで98W)を使うより、500ml/hの機種でエコモード(加湿量365mL/hで11W)に設定したほうが、同じ加湿量でも消費電力が約9分の1というケースもありうるのです。加湿スピードと消費電力を重視するなら、加湿量がひとつ上のクラスで、エコモードを持つモデルを検討してみてください。

それとうちの場合は井戸水なので、超音波式はミネラル分が飛び散るため NG です。

加湿器はもともと FE-KXH07 を買って、スペック的には、700mL/h の加湿能力のようですが、足りませんでした。
タンクは 4.2L で、連続 6 時間の容量のようですし、実際にそれくらいで水が切れますから、能力の限界で運転していることは明らかです。

それで、FE-KXF15 を追加しました。1,500mL/h ですね。タンクは 4.5L x 2 個で 9L、連続 6 時間の容量のようです。

空気清浄機の加湿機能も使っているんですが、これは水の減りが極めて遅く、まあ、おまけ機能くらいのようで、頭数に入れるのはどうかと思います。

つまり、現状 2,200mL/h 以上で加湿して追いついていないってことになります。

上にも書いた通り、300m3 くらいの室内の空気の量なので、外気温が 5°C から 20°C に加温したとして、かつ、全ての空気が 1 時間に 1 回入れ替わっても 600mL/h の能力で足りるはずなのです。

ということは、1 時間に 4 回くらいは室内の空気が全部入れ替わっているような状態ということになるのか、いずれにせよ、加湿器を追加するよりも何か、抜本的な対策を講じた方がいいようにも思うのです。
それだけ空気が入れ替わっている=せっかく温めた空気を捨てている、ということになる気がするので。
そうだとすると、そのロスもそうですが、加湿する=水を気化させる=室温が下がる、そして薪ストーブをより焚いてまた空気を捨てる、という循環になっている気もしないでもないです。

今、外気導入用のダクトを外していて、いや、見た目が美しくないからなんですが、一旦薪ストーブ後ろに吸気して、室内の空気を使って燃焼するようにしているので、これを直結して室内の空気を燃焼に使いにくいように変更してみるのは最も低コストかもしれません。
まあ、見た目の問題は後から考えるとしてですが。

あと考えられる対策としては、冷風扇があり、これは加湿器と同じなので、これを使って加湿しまくるわけです。
当然、ものすごく騒音が出るので、どれくらい加湿したらいいのか、ということを知りたいので、そのために試しに水の減りを調べてみようと思うのです。
その上で、加湿器を追加するのも手かなと思います。

それから、かなりどうでもいいことでしょうけど、加湿器には井戸水は本来使ってはいけないそうです。
カルキが入ってないので不衛生だからだそうです。

加湿器の除菌タイム という商品を見つけたので買ってみました。
今のところ、鰯の頭も信心から、というレベルですね。
効果があるのかは全くもって謎ですし、おニャー様たちに有害な成分らしきものはないのですが、もともと滑ったりはしない(当たり前ですが、水がすぐになくなるから、どんどん入れ替わって腐る暇なんてないので)のです。
まあ、なくなるまで使ってみて、トレーの様子を確認してみようと思います。

一応、オスバンもごく少量、最初に 1 回だけ入れてみました。
オスバン自体は揮発しないはずなので、トレーの水の殺菌の目的のみです。
こっちは確実に効果はあると思いますが、加湿器が壊れる等の影響がないといいなとは思います。
金属等を腐食させるような成分ではないと思いますので、大丈夫だとは思いますが。

ストーブの前でくつろぐうちの天使たち。
キャット + カーペット = キャッペです。
早くほんもののギャッベを買ってあげたいです。
でもなあ、ゲロする子がいるんで、悩ましいです。