続・ログテーブルの機械化

今日はどんど焼きでした。
お昼過ぎに終わって帰ってきたんですが、猛烈に眠くて、昼寝をしたんですが、起きたら 16 時過ぎ。。。
午後は仕事は何もできませんでした。

さて、ログテーブルの機械化 の続きです。

ずっと色々考えているんですが、とりあえず、現時点でソーターまでは要らんだろう、というふうに自分の中で結論づけました。
それで、テーブルを大きくしようかとかいっていたんですが、それもやめにします。

この動画を見て気づいたんですが、手前だけ機械化して、奥は滑り台(重力式)にすれば、ストックの量をある程度確保できますし、こうすることで動力で搬送する原木の量を減らせるので、チェンのコストやスプロケット・レールの摩耗といったランニングコストも減らせると思うんです。

それと昨日製造機の具合が悪くなった件ですが、連絡をとったところ、新しいマニュアルを送ってもらえました。
ただ、肝心の知りたい内容の記載はなかったんですが。。。

マニュアルにフィーデングローラー周りの詳細がありました。

11 ですが、やはり 1/4″ banjo bolt との記載です。

そして、7 ですが、1/2″ Doublenipple と記載されています。
これに対して 8 ですが、1/2″ Countervalve と記載されています。

Countervalve がカウンタバランス弁だとすると、これはモータからタンクに戻る経路に取り付けて圧力を調整するためのものですから、8 が取り付けてある側が戻り側ということになりますね。

もし、ホース類を NPT に変更するにせよ、8 に関しては残しておく必要があるとわかりました。

7, 8 どちらも 1/2″ で、かつ、9 の 1/2″ USIT Seal を必要としています。
なので、USIT シールを使っているということは面でシールをしていて、あまり一般的ではないと思うので、ここは触らない方がいいように思います。

油圧ホース側も 1/2″ のオスで、ここは平行ネジと思われますが、一度バラして、シーリング等を確認したほうがいいかもしれません。

動力化したテーブル側にフィーディングローラを移設したいので、少なくとも 3 本の油圧ホースは、ワンタッチカプラを介して、製造機と切り離し・接続が容易にできる構造に仕上げたいと思います。

1/2″ のカプラは在庫を持っているんですが、ドレンホースは接続を間違えないようにサイズを変えたらと思います。
バンジョーの件もあるので、その辺も現物合わせで調べてなんとかしようと思います。

自作と思われる X 薪割り機

リミットスイッチを使ってソレノイドでコントロールしてますね。
機構が丸出しだから、整備性は抜群でしょう。
大きなものは割れないと思うのですが、ピザ用の細いもの、製造機から出た大きなものを割り直して作るとかには、これくらいのもので十分ではないかと思いました。

それはそうと、reciprocating valve についてです。
DANA の日本法人があるということを書いた と思いますが、連絡をするのを忘れていたので、昨日、連絡を取ってみたんですが、扱っていない、で終わってしました。
リンク先に一応問い合わせのメールを送信したんですが、まあ、返事があるかどうかは未知数ですね。
個人的には、電子式は嫌で、機械式にしたいんです。
もう少し粘って探してみます。

proportional flow divider について、Parker にそれらしきものを見つけました。
こちらはすぐに返事をいただいたんですが、MAX 12GPM で少し流量が少ないのです。
カートリッジバルブと呼ばれるものだと思いますが、本体と、それを収納するハウジングとが別体になっているものです。
この手のものは使ったことがないので、さっぱりわかりません。

一応カタログをいただいたんですが、FDC101 というのです。
しかし、どうみても、これは問い合わせたものとは別のものだと思うんですよね。

アイテム情報
Parkerの4つの分流/合流バルブは、流れの方向に応じて回路流量の分流または合流に使用可能です。2個のインターロックスプールによって、選択した割合と流量範囲で、回路の流れを圧力補償付きで、分流または合流させることが可能です。ポート3が供給ポートの時、設定された割合で作動ポート2と4に流量が分流されます。例えば、50:50の割合を選んだ場合は、流れの半分がポート2から流出し、残りの半分はポート4から流出します。アクチュエータが同じ受圧面積または容積である場合は、同じ速度で作動します。異なるアクチュエータ速度が必要である場合は、異なる流量を各々のポートに供給するために、替わりの分流割合を選択することが可能です。50:50以外の分流割合では、異なる受圧面積と容積の2個のアクチュエータの速度を同期させることが可能です。各々のアクチュエータのポートへの流量は、分流の割合に基づいて流入する流量に比例します。

合流用に使用するときは、ポート2と4に供給する流れが合流して合計の流れがポート3から流出します。合流用流入ポートからの流れは圧力補償付きで、合流割合に応じてポート2と4からから流入可能な流量が決まります。分流モードと同様、合流モードではアクチュエータの速度を変更または同期することが可能です。

代表的な流量の精度はポート2と4の間で±10%です。2個のシリンダーまたはモーターを同調させるときは、クロスポートリリーフバルブまたはばランシングオリフィスを使用することにより高精度な同調が可能です。

Parker製FDC101、L04A3、L06A3及びL1A300分流/合流バルブは、それぞれの有する異なる最大流量、分割/合流割合と流量範囲で使用することが可能です。一般的な用途と業界は、シリンダー同調、モーター同調、流れの分割、差動変速、建設、オイル&ガス、マテハン、軍用、研磨、ミキサー、ドリル、除雪などです。

まあ、写真を見ただけでわかりますけど、穴が 3 階建てですからね。
1 つが IN で使えば、OUT は 2 つしかない。
これは合流もできるようですけど、一方通行でいいんで、と行ったんですが、明らかに通じていません。

もしかしたら 50:50 でない、別の割合で分けろよ、ということなのでしょうかね。

たとえば、第一段階を 1:2 で分けます。
そして、2 の先で 1:1 で分けます。
そうすると、最終的に 1:1:1 に分かれますからね。
まあ、1:2 で分けるバルブがあれば、の話です。

もう一回聞き直してみようと思います。

でもまあ、ウォーキングフロアの試作はあまり急いでいないので、先にレシプロバルブですね。

話を X 薪割り機に戻します。

このタイプのキモって、X 字型のウエッジの厚みと材質、それに、材料の送り方かなと思うんですよね。

ウエッジが横から押すものが多いんですが、大型のもので上から押すものもあります。
横から押すものの場合、例えば、Posch の AutoSplit の場合、どうも材料を送るコンベアか何かが、バネか何かで支持されているようで、ウエッジが入れば、当然その厚み分、材料が膨らむわけですよ。
それを逃す構造になっていると思われます。
この DIY のものはそういうふうにはなっていないようですが、問題なく動いているように見えます。

材料について、全く知識がないのですが、ハイテンがいいのか、それとも HARDOX のような耐摩耗鋼がいいのかも謎です。
耐摩耗性については、ハイテンは普通の鋼材とほとんど変わらないようですし、ヤング率も変わらないと書いてあります。
まあ、作って、壊れたら考えたんでいいんじゃないかと思ったりもするし、そのうち、知恵もつくのではないかなというところですね。
アメリカとかだと、薪割り機のウエッジ用の特殊鋼を売っているで、そういうところに依頼して X 字型のウエッジを製作してもらう方がいいかなとも思います。

でも、あまり凝ったことをしてお金をかけるくらいなら、Splitta 400 か、AutoSplit を買うのが確実だろうなと思うところです。

というわけで、面白い動画を見つけたので、忘れないようにメモっておきます。