今日はというか、今日もというか、お正月の準備でした。
お宮の太陽電池小屋の一番奥の奥に薪があります。
かなり前にとりあえず積み上げておいたものなので、紫外線で袋が劣化していているのです。
一袋は吊り上げることができましたが、残りはちょっと無理そうです。
まあ、一袋あれば、当面の焚き火というかお焚き上げ用には足りると思うのですが。
薪といえば、薪屋さんですが、2 年前 なんて、真っ暗になるまで原木の片付けをしていたわけで、今年はまだマシだったと言えばそうではあるんですが、2 件ほど年内に納品が間に合いませんでした。
また、個人のお客さんの注文も 2 件ほど、待っていただいています。
たくさんの注文をいただいてありがたいことですが、生産が追いついていないので、生産量を増やすとともに、ボトルネックになっている部分を洗い出して対策をして、効率を上げていきたいと思います。
それはそうと、facebook で見かけた薪製造機がかなり良さげなので、忘れないようにメモしておこうと思います。
ただ、良さそう、というだけで値段等が分かりませんので、なんともいえません。
高ければ意味がありませんから。
いいなと思った点がいくつもあるのですが、
まず、push type ということで、ローラーだと、短いものや極端な曲がりのあるものがスムーズに送れないんじゃないか、と思います。
うちの WP36 はスライド式なので、ベルトコンベアのタイプは使ったことがないんですが、V 字型なので、あまりに重たいものを載せると横方向に押されて歪むんじゃないかという強度的な不安もありますが、この push type なら、下は鉄板のみなので、強度もしっかりしてそうだし、押し出すわけで安定して遅れるんじゃないかと思います。
その反面、WP36 同様、押すことはできても、送りすぎて戻すことはできなさそうですけど。
次にウエッジですけど、2-4-6-8 way です。
Posch の場合、2-4-6 や 2-4-8, 2-6-8 はあるんですけどね。
あと、WP36 の場合、ウエッジの下側のスペースが浅くて、太いものを 4 つ割して、それが残っていると、次に細いものが来たときに、ウエッジの下に残っているものを取り除かないと、ウエッジを下げられないことがあります。
このデザインだと、写真で見る限りその問題は発生しないように見えます。
まあ、見えるだけで、実際は分かりませんが。
特にいいなと思ったの、割らずに排出できる機能です。
最大 8 way なのですが、原木が太い場合、8 way でも割り直したいサイズのものが出てくると思うんですよね。
あと、あくまでも個人的にですが、チーズケーキ割りという人もいますが、どんどん三角が鋭角になるように分割する割方は、好きじゃないのです。
だから、正直、6 way も 8 way もあまり好きじゃない。
今はなんとかなっていますが、月の生産量が乾燥薪で 40t を超えるようになれば、おそらく小割りの手間も問題になると思います。
なので、原木のサイズが φ300mm 以上であれば、Splitta 400 や AutoSprit などで処理しないと手が足りなくなる、そういう時がいつかくると思うのです。
無論、そちらはそちらで専用のラインを設けたらいい、という考え方もあると思いますけど。
ちょっと仕組みがわからないのですが、このテーブルもいいなと思ったんです。
隙間がないので、短いものも載せられそうに見えます。
原木にはかなり曲がりがきついものものあり、そういうものは曲がった箇所に合わせてカットするので、どうしても短いものができてしまうのです。
普通のテーブルだと、落っこちるんじゃないか、それくらいの短いものもできます。
でも、反面ゴミが溜まりそうにも思いますが。
まあ、これをいうと身もふたもないんですが、多分買えないと思うので、いいなと思って眺めるだけになるとは思います。
それで、こういう原木の供給装置ですが、買うと高いですし、結局気に入ったものがないので、やはり自分で作った方がいいんじゃないかなと思います。
現状、ソーターまでは必要ないかなと思うところですが、短いものの扱いですね、これをどうするのかは考えないといけないと思います。
WP36 の場合ですが、今、手前にお手製のテーブルを置いていますが、このテーブルはそのまま、短いものの人力供給用として残し、その奥に長いもの用の動力付きの供給装置を据えたらいいんじゃないかと思いました。
それと、WP36 へ今はフィード用のローラーで供給しているんですが、これをチェン式にするか、そうも思ったんですが、Pilkemaster GO を見てふと気づいたんですが、V 字のテーブルをもっともっと長くして、それを連結してやればいいんじゃないかと。
そうすると、部品点数も減りますし、V 字テーブルと、ローラーの隙間に落ち込む、噛み込む、とういうトラブル自体が起こり得なくなります。
そもそも WP36 をチョイスしたのは、割シリンダが送り機構を実現するのにも共用されている、構造のシンプルさ、部品点数の少なさに惚れたという部分が大きいわけです。
ただ、この方法で作ると、製造機を WP36 から他のモデルに入れ替えると、その部分は使えなくなります。
スライドさせる動力を WP36 から物理的に取りますから。
現状、ローラー(というか、ローラー駆動用の油圧モータ)はあるので、それを流用した方がいいのではないかとも思うのですが、どのみち、すぐにできるようなものでもないので、煮詰めていきたいと思います。