薪製造機が不調に

先週入った雑貨の処理をしたかったんですが、M さんから電話があって、薪製造機の調子が悪いということです。
というわけで、修理に出かけました。

まず最初に疑ったのがバーの摩耗なんですが、一応ドレッサーで修正して様子を見ましたが、改善せず。

どうでもいい情報でしょうが、自分は PFERD のものを使っています。
とってもお高いですが、切れ味抜群です。
行方不明になって、探したら出てきたので、結局 Oregon のパチモンは買わずじまいで、そっちの切れ味は謎です。
でもまあ、刃物のパチモンが使い物になる可能性はかなり微妙だと思いますし、グラインダで削ってもいいわけで、切れないかもしれないパチモンを買うメリットはないかなとも思ったりします。
日本で売っているかは知りません。

次に疑ったのが作動油。
ゲージの樹脂が腐って濁って温度計としてはほぼ仕事をしていないところで、残量も良く見ないとわかりませんが、かなり減っていました。
一応、足しては見たんですが、改善せず。

フィルターが詰まって、排圧が高めなのかと思い確認したら、ガッツリ汚れてました。
それ以前に、作動油に水が少し入ったようで、うっすら白濁しています。
近いうちに交換する必要があります。

バイパス機能があるかどうか、素性のわからないフィルタなのですが、フィルタを外すと素通りするので、外し試したものの、これまた改善せず。

結局、原因は特定できませんでした。

エンジンも怪しいんですが、ガソリンが高いので、ディーゼル化しようと思って M さんがジャンクのウエルダーをゲットしてきてくれたものがあるんで、将来的にはなんとかしたいところです。

これのエンジンについて調べたんですが、クボタの 3 気筒、ということしかわからなかったです。
デンヨーの最近の同クラスのクボタのエンジン, 60Hz の場合、1,800rpm で運転するようです。
エンジン出力は 20kW 程度、27HP といったところです。

なので、元々ついている単気筒 400cc のロビンエンジンは 14HP なので、倍くらいに出力が向上します。
ただし、こちらは 3,600rpm、定格だと 3,200rpm くらいで、格段に回転速度が落ちるため、ポンプの特性が謎ですが、吐出量が足りなくなる可能性が極めて高いです。

製造機のポンプの素性がわからないし、メーカーが回答しないので、どうしようもないのですが、馬力・回転数が違うため、ポンプは適切なものを必要なスペックに応じて変更した方がいいように思います。

最終的には、製造機も、仕様をきちんと公開してくれて自分で修理できるメーカのものか、あるいは、いっそ自作した方がいいような気がする今日この頃です。

ぶっ壊れているグラップルですが、時間がないので、諦めて部品は注文しました。
いつも何か壊れている気がするなあ。。。