うまく勾配が取れていなくて水溜りができている件

4t の車検なんですが、タイヤがパンクしていると連絡がありました。
今はスタッドレスなので、この際なので、夏タイヤに交換してもらうことにして、太陽電池小屋にこの間仕舞ったばかりのホイールセットを取りに行くことにしました。

適当にやったから、水が溜まってる感はあったんですが、雨上がりに行くとガッツリ溜まってますね。
砕石自体が足りてない気もしないでもないんですが、ちゃんと均さないと、ここまで水が貯まると上を歩くと泥まみれになってしまいそうです。
舗装してしまいたいところなんですが、奥で擁壁工事をする予定があるので、その時に舗装を痛めるんじゃないかと思って、ずっと先送りにしてきました。
まあ、利用してもらえるかどうか、微妙な位置の駐車場なんで、あまりお金をかけて整備するのもアレなんで、時間がある時に少しづつ作業していこうと思います。

それはそうと、ちょっと悩んでいることがあるです。

最近、もともと展開していた価格重視でそこそこ実用的な品質を有するものを、プライベートブランドに切り替えて行っているんです。
うちの商品としては、やはり FISKARS 社製品の比重が少なくないんですが、ここ 1, 2 年、仕入れ価格の大幅な上昇もありますし、為替の変動(円安)、物流コストの高騰などで、かなりの値上げを余儀なくされています。
とはいえ、某 M 社とか、記憶が確かなら 10 年前の超円高の時ですら X25 を 16,000 円くらいで販売していたはずですから、それから比べれば、現地での仕入れ価格 2 倍以上, 3 倍近く、為替 80 円 → 130 円の今、それなりに頑張ってはいるのです。

とはいえ、高級ブランド品や工芸品ではなく、趣味の品とはいえ大量生産の工業製品ですから、今の価格はちょっと非常識な領域に入りつつあるという認識です。

まあ、あくまでも買う買わないはお客さんの決めることではあるんですが、売れればなんでも良いとは思わないので、代わりの選択肢を用意できないかなと思うところです。

28″ だとちょうど X25 に相当する長さです。

Amazon 等でのプライベートブランドの展開を考えると、現地で FBA に配慮した梱包を行い、極力低コストで Amazon 納品できるようにしたほうがいいように思うところですから、その辺のパッケージングについては、見積もりをとってみないとわからないところです。
MOQ 504(MOQ = Minimum Order Quantities, 最低注文数)で提示価格は $11 で、今までの経験からすると、このボリュームだと梱包状態にもよるんですが、X25 の場合だと大体 200 PCS くらいで 1 パレット, 2m3 くらいになります。
となると、納品可能状態の梱包の場合、単純計算だと 5m3 以上にはなると思うんです。

ちなみにですが、FCL、上海あたりから 20′ 一本は、向こうの陸上部分のコストを含めても大体 $1,000 ちょっとくらいです。前回は $1,100 でした。
それで、日本側ですが、港で発生する費用として、DDF 4,000 円, DTH 32,000 円, EBS 10,000 円、それに CIC が $50 です。
去年の 10 月のコストなので、多少上がっていると思います。
それ以外に、20′ のシャシーは持っていないので、ドレーの費用が 20,000 円ですね。
かなりどうでもいい話でしょうが、ドル建ての部分、ここは消費税が別途かかります。
大体 20 万+税、といったところでしょうか。

それに対して LCL の場合、日本側の費用で、CFS Charege が 4,980 円/m3 かかるんです。THC 2,500 円/m3, DO, DOC で 9,000 円/BL かかります。
なので、10m3 を超えると、FCL のほうが安くなる感じです。

かなり乱暴な計算をすると 1m3 あたり 3 万円をみておけばなんとかなるだろう、ということです。
100 pcs で 1m3 とすると、1 本あたり輸入時のコストは 300 円程度、ということになります。
翻って国内での納品のコストとして、FC までは 1 本 150 円程度ですね。(輸送箱や、パッケージング、ラベリング等の作業コストを含まず)
このサイズになると、Amazon では個別のプチ袋封入が求められるので、それをどこでやるのか、というのが問題ですが、当然、向こうでやってもらったほうが楽ではありますが、初期の段階では品質管理のこともあるので、日本側で検品等・パッケージング等の加工を行うほうが無難かなと思うところです。
この作業は、プチ袋がかなりコストがかかるし、500 円くらい見ておく必要があります。

以上から、品物 1,500 + 輸入経費 300 + 納品コスト 200 + 梱包コスト + 500 + 発送コスト 1,200 = 3,700 円が原価です。
直販の場合、クレーム率はほぼ 0 で、販売コストも 5% なので、粗利 10% と消費税 10% を入れても都合 25% 程度の経費で済みますから、4,999 円くらいの価格は実現できそうです。

将来的に品質が安定していれば、梱包コスト部分を半額程度に圧縮することは可能だと思うので、Amazon 経由でも、ある程度の利益は残せそうです。
まあ、不良品が 0 という前提で、一番問題はそこでしょうが。

今はバタバタしていているので、落ち着いたら、X7 に相当するモデルと合わせて見積もりやサンプルの取り寄せなんかを行いたいと思います。