スキレットが残念な状態になってしまいました

今日は第三日曜日なので、神社でした。
朝早い時間は閑古鳥が鳴いていたんですが、お昼前くらいにはそこそこお参りがありました。
去年の夏からなんですが、最初は数組だったので、段々と周知されてきた気がします。

戻ってから、ちょっと出荷作業をしたりしていたんですが、LODGE のスキレットが残念な状態になってしまっていました。
保管が不味くて空気中の水分で錆びてしまっています。
もとからシーズニングはされているんですが、入荷した時点で、多少の錆があることは普通なんですが、これはちょっと酷すぎます。
とても正価では販売できないので、ジャンク品として、月末までに在庫を確認して、セールを行いたいと思います。
とはいえ、LODGE って STORES.jp の方のお店では全くといっていいほど売れないんですけどね。

それと、Amazon で取り寄せていた スパブロック P-564 は届いていました。
が、缶がベコベコですね。
使用上問題はないといえばないんですが、せめてプチプチ袋くらいは使って欲しいところです。
まあ、送料くらいの値段で買っているので、今回は返品はしませんが。

それはそうと、溶接の練習も程々に、そろそろちゃんとした道具を作りながら練習しようと思っていたのですが、問題は材料を切る方法でして。。。
Youtube を見ていたら、MonotaRO のメタルチップソーを使って切っている動画がありました。
いや、思ったよりも全然切れています。
以前買ったものは、あっという間にチップが飛んで切れなくなったんだけど、MADE IN JAPAN でそこそこしたんですけどね。
これだけ切れるのなら、グラインダーでチマチマやりたくない感じです。

鉄で 6mm くらいまでは行ける模様。外寸が大きなものは 10mm とかとも書いてあるんですが。
ただ、うちの充電式丸鋸は米国仕様なのでした。
日本とは刃が逆なのです。
あと、軸の寸法も違うと思うので、ダメならコード付きの方でやればいいだけのことではあるんですが、今更電源コードを引っ張るかよ感があります。

ストレートの切断をいちいち外注していたら、キリがないので、これくらいは買ったほうがいいですね。

チップの問題は早めに対策したいので、こちらも合間を見て、少しづつ道具や環境を整えていこうと思います。

明日は薪の配達に出かけたいと思います。
ボチボチ頑張ります。

配達用にチェーンスリングを買いました

もうすっかり春ですね。
庭に植えてあるスモモの花が咲きました。
こっちはソルダム。
奥には大石早生が植えてあるんですが、ソルダムしか成りません。
今年は大石早生の方は収穫できるんでしょうか。
今から収穫が楽しみです。

今日は特に何かしないという予定がなかったので、昼からのんびり、今度の焼き鳥会の買い出しに出かけました。
ついでにワイヤーブラシが行方不明だったので買って帰って、午後は溶接の練習をしました。
先達はあらまほしきことなりではあるんですが、そういえば、午前中 M さんから電話があったので、色々と話を聞いたんですけど、やっぱりノズルやチップは、スパッタ付着防止剤があった方がいいようでしたので、スパブロックP-564 をポチしておきました。

それともう今シーズンもほぼほぼ終了しかけているわけですが、今更ながら注文したチェンスリングが届いたので使ってみました。
微妙に長いような、でもまあ、こんなものかなと思います。
つくりはそれなりにしっかりとしているように見えます。
耐久性などは、使ってみないことには分かりませんが。

品物自体はヤフオクで 4,800 円、送料がなんと 2,000 円も取られました。
大阪から愛媛で、箱のサイズは 60 未満、重さは 9kg でしたから、容積重量でも 80 サイズだと思うんですけどね。
ゆうパックなら 500 円程度の送料です。(うちの契約の場合)
ヤフオクのルール的には、実費以上は請求できないことになっているので、揉めたら返してはもらえるんでしょうけど、もともと 2,000 円と明記されていたので、騙され感はありますが、総額で考えると安いので仕方ないかなというところですね。
クーポンで 500 円割引がありました。

夕方 Facebook をみていると薪割り機の相談がありました。
そこに書いた内容と重複しますが、春になって、薪づくりを始める人が少なくないと思うし、薪割り機の購入を検討し始める方も出てくると思いますので、こちらでも書いておきます。
詳細は別エントリーでまとめた方がいいのかなと思いますが。
油圧式、エンジンを動力とするものを前提として記載します。

まず、油圧式の場合、15 トンか、サイクルタイム X 秒とか、ホンダ 5.5 馬力エンジン搭載、というような商品説明があるかと思いますが、サイクルタイムはさておき、トン数とか、馬力数とかは初めてだとピンとこないと思うので、簡単に表にまとめてみました。
エンジンは、ホンダエンジンを前提としています。

クラス エンジン 排気量 馬力 ポンプ
エントリー(小型) GC160, GX160 160cc 5 HP 程度 11GPM
中級 GC190, GX200 200cc 前後 6 HP 程度 13GPM
上級 GX270 270cc 8 HP 程度 16GPM

米国製薪割り機の一般的な組み合わせの例です。
大体 1HP(HP = 馬力) あたり 2GPM 程度の流量となります。
GPM というのは Gallons Per Minutes のことで、1 分あたり何ガロンの圧油を生み出せるか、という数字なります。
薪割り機のポンプはツーステージポンプでないといけない という考えを持っているため、ツーステージポンプを前提とした数字になります。

いきなりツーステージといわれても、訳がわからないよ、ってごもっともです。

この辺りでも触れているのですが、端的にいうと、薪割りの状況に合わせて、供給する圧油の圧力と流量を変化させて、作業を効率化できるポンプ、ということです。

薪割り機による薪割りを想像してもらいたいのですが、圧油で油圧シリンダーを伸ばし、その力で薪割りをしますね。
刃物(ウエッジ)が動くタイプ、押し棒(ラム)が動くタイプ、いろいろあるんですが、原理としては、油圧シリンダを伸縮させて薪割りをすることになります。
たとえば、ラムが動く場合、割ろうとする薪に当たるまでは、ラムを動かせるだけの力があればいいことになりますよね?
空気を押しているだけですから。
つまりほとんど力は要りません。

圧油というものは、電気と同じで、圧力と流量の積が仕事量になります。
つまり、その力の源のエンジンが同じであれば、圧力を高くすると流量が減り、流量を増やすと圧力が減るのです。
これが原理原則です。

強い力の薪割り機というのは、エンジンを大きくする必要など微塵もなくて、10t ではなくて 100t の馬鹿げた薪割り機をエントリークラス用の GC160 で作ることだってできるのですが、100t の薪割り機は 10t のものに比べて単純に考えると 10 倍の作業に時間がかかってしまう、ということになります。
それで、上の表のような、一定の組み合わせが生まれました。

その上で、力が必要のない時は圧力を下げて流量を増やせる、薪割りというアプリケーションに特化したツーステージポンプというものが生まれました。
負荷が軽いときには、4 倍早く動き、薪を割る瞬間は速度が 1/4 になる代わりに 4 倍の力を出すことができる、そういうポンプです。

仕掛けってのは極めて単純で、2 つの性能のポンプが一つに組み合わされただけのものです。
低圧用のギアポンプと高圧用のギアポンプがあり、普段は両方のポンプが作動しています。
負荷がかかると、高圧用のポンプのみが作動する、種を明かすシンプルです。

これが油圧ポンプです。
黒い部分から伸びている軸はエンジンに直結されて、アルミの部分に組み込まれているギアでポンプを組む仕組みです。
アルミ部分が二階建てになっているでしょう?
そして、片方(黒い部分に近い方、こちらを 1 階とします)にはホースをつなぐ用のニップルがあると思いますが、そこから油を吸います。
ですが、その反対側の口はボルトで塞がれています。
代わりに 2 回部分に蓋のされてない口が空いていると思いますが、そこから 1, 2 階の油がまとめて出てくる仕組みです。

2 連ポンプってのもあるんですが、それは、二つ組み合わされているものの、吸入口も吐出口も、それぞれにあります。

まあ、理屈はわからなくてもいいんですが、とにかく、ツーステージポンプが搭載されていないなら、非常に作業効率の薪割り機になり、時間も燃料もものすごく無駄にする、ということです。
油圧式の薪割り機で絶対に押さえておかなければならいポイントです。

ユンボやフォークリフト、トラクタ等の油圧機械があり、そこから圧油を取り出して薪割りをすることもできます。
この場合、作動油等の管理が不要になるメリットがありますが、求められているポンプの特性が全く異なる ため、非常にエネルギーに無駄が生じています。
たくさん薪を作る場合、ランニングコストで問題が生じるケースがあり、注意が必要です。

次に油圧シリンダについてです。

この辺りにゴソゴソ書いていますが、まあ、圧油で伸び縮みする棒状の装置、です。
シリンダには、大きく分けると単動と複動があります。
まあ、読んで字の通りで、単動は一つの動き、複動は二つの動きができるもののことですが、単動は基本的に伸びることしかできない(あるいは縮むことしかできない)ものとなります。
伸びるばっかりで、縮められないと使い物にならないだろうと思われるかもしれませんが、伸び縮みはできるんですが、圧油でということです。

たとえば、ダルマジャッキは典型的な単動でして、圧油で伸びることはできます。
でも、縮むことはできませんので、持ち上げている荷物の重さ、要するに重量ですが、外部からの力により縮む動作を行うわけです。
ダルマジャッキと同じ構造の手動の薪割り機の場合、横向きにシリンダが設置されているので、重力で縮めることができないため、バネの力を利用します。

構造的にはこうなっています。

そうそう、手動薪割り機の動画にレバーが二つありますよね。
最初、手前側のレバーをコキコキしていて、薪が刃物に当たったら、奥側のレバーをコキコキしているのが見て取れると思います。
これがツーステージポンプの仕組みでして、手前は低圧で流量が多いポンプで速く動けますが、割るときには力が足りないので、奥の高圧で流量が少ないポンプを使うわけです。
もし、ツーステージでないなら、奥のゆっくりとしか動かないレバーだけを使う必要があるということです。

続いてエンジン式の薪割り機で通常用いられている複動シリンダについてです。
構造ですが、上図のように、シリンダの両側に作動油の出入口があり、コントロールバルブによって圧油の流れる方向を変えて伸縮させることができます。

シリンダを伸ばす時(あるいは縮める時)は、コントロールバルブにより、右(縮めるときは左)の部屋に油を送ります。
シリンダチューブの内径・ピストンの直径のことをボアといいます。
また、伸縮できる量のことをストロークといいます。

注目して欲しいのですが、右の部屋は、送り込まれた油の圧力を受ける面積は、シリンダチューブの内側の面積=ピストンの面積となります。この面積が大きくなると、より大きな力を受けることになりますので、力の強いシリンダ、ということになります。

つまり。。。

面積 x 圧力 = 力(トン数)

という計算が成り立つわけです。
これこそが、油圧機械の根幹をなす理屈=パスカルの原理なので、まずは、シリンダが太い=力が強い、ということを覚えておいてください。
と同時に、トン数というのは、エンジンの出力とは全く無関係 だということです。
パルカルの原理、これこそが先に書いた 5HP のエンジンでも 100 トンの薪割り機が作れる原理になります。

あと、シリンダにはロッド、伸び縮みする棒がついています。
伸びるときに対して、縮む時は、この棒の断面積分、力が弱くなります。
力が弱くなる=早く動く、ということでもあります。

以下に一般的なシリンダとポンプを組み合わせた場合、どれくらいの力が出て、どれくらいの速さで動くのかまとめておきます。
運転圧力は 3,000 PSI とします。PSI = Pounds Per square Inch、1 平方インチあたり、何ポンドかという米国式の圧力単位です。日本で言うと 20.7Mpa です。
エントリーモデルで一般的な 11GPM のポンプを使った場合のサイクルタイムも記載しておきます。
また「”」はインチを表す記号です。1″ = 1 インチ = 2.54cm です。

シリンダ仕様 押す力 引く力 24″ ストローク時(伸 + 縮 = サイクル)
ボア 4″, シャフト径 2″ 37699 lbs.
(18.9 US ton)
28274 lbs.
(14.1 US ton)
7.1 + 5.3 = 12.4
ボア 3.5″, シャフト径 2″ 28863 lbs.
(14.4 US ton)
19439 lbs.
(9.7 US ton)
5.5 + 3.7 = 9.2

※ 1 US ton(short ton(s), 米トン) = 2,000 lbs. = 0.89 ton(long ton(s), 英トン)= 893kgf

もし、エンジンを一回り大きくしてポンプが 13GPM になったら、力はシリンダで決まるので、変化はありませんが、サイクルはポンプで決まり、13GPM / 11GPM = 1.18 なので、18% 早く動作することになります。
つまり、4″ のサイクル 12.4 秒は、10.5 秒に短縮される、ということです。
現実には油圧回路のホースのサイズ等の制約を受けるので、単純計算のようにはなりません。

次にコントロトールバルブについてです。

コントロールバルブはシリンダを伸ばしたり縮めたりするために圧油を制御する弁ですが、薪割り機の場合には、一般的に、リリーフバルブといって圧力が上昇しすぎないように調整する安全弁と、デテントと呼ばれるシリンダの半自動収縮機能が組み合わさったものが使われます。

ごくごく稀に、このうちデテント機能がないものが売られていることがあり、使用感が大きく劣化しますので、注意が必要です。
さらにごくごく稀に、伸長操作のみで、手を離すとシリンダを保持できず、バネで勝手に戻るタイプも、昔売られているのを見たことがあるので、本当に注が必要です。

デテントとか、オートリターンと日本語では表示されていると思いますが、英語だと denet, auto-return function とか記述されています。denet は、ディーテントというような発音になると思うんですが。。。
理屈は極めてシンプルで、戻り側でレバーが引っかかったままになっていて、圧力が一定を超えると中立に復帰するだけなんです。

世の中には面白いことを考える人もいますね。
このアイデアはとても優秀です。
まあ、これと同じように、自動で中立に復帰するのです。

同じことを実現するために、シリンダ自体の収縮をスペーサー等で制限するアイテム(アイデア)があるのですが、薪割り機のシリンダは引く力はほとんど必要ないので、引く側の構造について強度がほとんどないケース があります。
そういう想定外の力を加えると、シリンダが破損します。
ちょっと話がずれましたが。。。

なもんで、普通のバルブに対して、ほとんど変更を加えることなく実現できる機能なのですが、それでもタダではない。
だから、ユーザビリティを考慮せず、価格のみを優先すなら、これも真っ先に削られるパーツです。

薪割り機販売業者の中には、安さだけを優先したゴミ同然のもの を扱うケースが散見されます。
Facebook にも書きましたが、Amazon で 10 万円で販売したケースでは、一般的に 30% 程度の Amazon のピンハネ
経費がかかりますから、7 万円が手取りとなります。
そして 10% はお国に消費税としてカツアゲされますね。
6 万円しか残りません。
さて、いくらでチャイニーズから仕入れたら、成り立ちますか?
4 万円くらいが限界の仕入れ価格、つまり、$300 くらいでしょう。
残りの 2 万円で日本に輸入し、倉庫等で保管したりのコストも別途かかります。

壊れました、修理してください、あなたが売り手ならどこまで対応できますか?
時給 1,000 円のアルバイトの電話番を雇って成り立ちますか?
アルバイトにこのテキストに書いてあるような技術的な説明ができるまで教育をしますか?
その説明がができるように教育したとして、お客さんは理解してくれるでしょうか?
土台無理なんです。

Facebook のケースでは、7HP のエンジンを搭載したものが 10 万円だったんですが、7HP は表で言えば、中級クラスの GC190, GX200 クラスになるんですね。
GX200 って、いくらで売られているのか、ネットで検索してみてください。
エンジン単体よりも薪割り機まるごとの方が安い という異常な状態です。
まともに使えるものが届くわけがありません。

仕様を検討したところ、件ものもは 3.5 インチボアのシリンダで能力は 10t の表示、サイクルは驚きの 30 秒でした。
そう、ツーステージポンプじゃないんです。
写真だけじゃあ、そんな亀のように遅い、とても残念な薪割り機だと気づけないし、気の毒なことですが、真っ当な薪割り機をみたことがない人は、30 秒もかかる異常性に気づくことはありません。
江戸時代、自動車や新幹線、飛行機を知らない人に、自転車を見せたら感動するのと同じです。
まあ、我々もどこでもドアを使ったことがないので、のび太からしたら、なんで車なんか乗ってるの、っことになるのでしょうが。

13 GPM ツーステージポンプを搭載していたら、サイクルタイムは 7.8 秒と、4 倍早くなるわけです。
同じ時間に割れる薪の量も倍くらいになる、というよりも、半分の時間で同じ仕事ができると思います。

薪割り機は安いものではないので、最低限の動作原理などは理解した上で、ライフスタイルに合わせてチョイスしていただきたいなと思います。

最後に宣伝になりますが、うちでも薪割り機を扱っております。
うちで販売中のモデル以外を含めて、(個人情報が含まれない形で)記事にして回答いたしますので、コメント等でご質問をいただければと思います。

やばすぎる油圧プレスを作る動画を見た件

今日は雨の予報なので、薪仕事はお休みにしました。

朝、農協さんから電話がかかってきて、浄化槽の破損の件ですが、共済で見てもらえることになりました。
修理費が 5 万ほどかかるみたいなので、助かります。
それで、むてきからむてきプラスへの切り替えを勧められている件もあるし、請求書類を出す必要があるようなので、行こうかと思ったんですが、担当の方との時間調整がうまくいかないので、来週以降に出向くことになりました。
ただ、来週って、月曜日は配達ですし、火曜日は祝日、水曜日は後述しますが車検が仕上がって引き取りがあって、木曜日は園で焼き鳥をしないといけないし、金曜日はクレーンの点検なのです。
神社やお店屋さん、自分の小屋、この辺全部共催なので、6 つか 7 つか契約があるので、結構時間がかかりそうです。
水曜日は 1 日、車検と保険とで潰れそうです。

で、もう一件、重機屋さんから、マキタの展示会に今日来てください、雨だから仕事はできてないでしょ、という電話です。
本当は明日も雨だから、明日行くよ、といっていたんですが、どうも彼は土曜日はお休みにしたかったようです。
まあ、実際雨で仕事はできないので、今日行くことにしました。

今日はもともと 4t ユニックの車検の予約も入れてあったので、マキタの展示会はその後に行くことにしました。

で、ボルボやキャンターですが、これも保険が更新なのです。
この前、不覚にも白バイに捕まってしまって、青免許に逆戻りしております。
その前の年に死角にいたフィットにぶつけてしまうという物損事故を 20 年ぶりくらい?に起こしてしまいましたが、物損事故はゴールドに影響がないんですが、複雑すぎる交差点での赤信号の見落とし(自分は違反したと言う自覚はない)で、保険料への影響が気になるところですね。
すでに、ジムニー、ボルボ(乗用車の方)、軽トラ、この辺りには影響が出ていますので。
ミニも今度買い替えるので、これもまたかなりの影響が出そうです。
なんとも。

マキタの展示会ですが、草刈機を見に行きまして、そして、買ってしまいました。
在庫がないということで、来週届くようです。
ネットで買う方が安いのはわかりきっていることですが、アフターのことがあるので、高いものはリアル店舗で買うことにしています。
40VMax なので、庭の草刈りくらいはこなしてもらいたいところです。
23cc 相当と言うことですから、正直期待はしていませんので、50cc が引退できる日は当面先だと思います。

せっかく街まで出かけたので、超久しぶりに真中でつけ麺を食べて帰りました。

この間の溶接台の Youtuber さんです。
何がやばいのか、まあ、見ればわかりますが、まさかまさかのシリンダから作る動画です。
そりゃあ、誰かが作っているのだから、作ろうと思えば作れるんでしょうが、よもやそこからやるとは腰を抜かすほど驚きました。
現実を言えば買った方が安いんですけどね、プレス自体も。

それで、どうして感動したのかというと、薪割り機の場合、前々から思っていることがあって、すごく生産性に直結することなのですが、自分の要求を満たすものを探すことができないでいたのです。

油圧シリンダというのは、筒の中にピストンがあり、それにより前後に部屋が分かれています。
ピストンは片方にはロッドがあるわけです。
そして、ここがミソなんですが、ピストンがある方の部屋については、ピストンの面積がロッドの面積分減ります。
つまり、シリンダというのはその構造上、押す時(ロッドが伸びる時)は、引く時(ロッドが縮む時)に比べて力が出るとうことになりますが、逆に言えば、弾く時には力が弱くなるということを意味します。

薪割り機は、薪を割る時、つまり、押す時に力が必要ですが、引く時にはほとんど力は必要ありません。
にもかかわらず、動作がイマイチ緩慢なんです。
もし、ロッドを若干でも太くすることができたとしたら、その分、戻りの速度が稼げるはず。
素人考えなんですが、単純に言えば、そういう話です。

なもんで、自分で作れるのなら、そういうものを作れば、なんて思ったんですが、設備の面もそうだし、ロッドはメッキを含めて極めて精度が求めれるパーツなので、作るのは相当難しいかなとは思うんですが。

ただ、そもそも作る、という発想自体が全くなかったので、思考が硬直しているなと思い知らされた感じです。

で、なんで油圧プレス、と思ったかもしれませんけど、溶接ができるようになれば、次のステップとしては、材料を切り出す必要が出てきますし、曲げたりする必要も出てくるわけです。

切ることに関しては、そのうちプラズマカッタが買えたらなぁと思います。

Buddy 140 では、そこそこ薄いものしか溶接できないのですが、薪割り機だと、タンクフレームだとか、その辺りの修理は自分でしたいなと思うのです。
そうなると、板を 90° 曲げてステーなんかを作りたいこともあるかと思うのですが、鉄工所に頼んでも、混んでいるときはちょっとしたものでも、1 月、2 月待たないと、作ってもらえないんですよ。
まあ、頼む仕事の量が仕事の量で、作ってもらえるだけありがたいのですが、この歳になると生きていられる時間との戦いもあるんです。
やはり、頑張って取り組んでいることに関して、多少なりとも結果を出し、人様のお役に立てるレベルに持っていきたいと思うじゃないですか。
なもんで、ちょっとしたものは、内製できるようにしたいなぁなどと思うのでした。
まあ、そんなこんなでプレスが欲しくて、Youtube を散策していたわけです。

それはそうと、残念なことになっていた Buddy のワイヤの件です。
結論から言うと、抜いて、巻き直ししました。
ワイヤもスムーズに出るようになったので、ビードを置く練習をしました。
手棒に比べてはるかに楽ですね。

ただ、練習用のスクラップがないので、フラットバーくらいは買ってきた方がいいように思いました。
今後は、売りに行くものと、材料としてリサイクルできる可能性のあるものとを整理して保管する癖をつけた方が良いかなと思いました。

Buddy 140 が届きました

きたキタ来た!
Buddy 140 が届きましたよ。
あ、色ですけど、普通に黄色と黒です。

200V で使えるように 80 ではなくて 140 を買ったので、プラグを付け替えようと思ったんですが。。。コンセントと形があってないじゃありませんか。
まだディックがやっている時間なので急いで買いに行きました。

WF8520 と書いてくれているので、どれが合うのか調べる必要がないのは良かったんですが、買ってきて、いざゴムを外そうとしても、恐ろしく硬くて全く外れる気配がありません。
よく見ると、ネジがあって、それで固定してありました。
説明書くらいつけてよ、とか思いましたけど。
あと、コード 3 本あるんですけど、アースはいいとして、どっちがどっちかよくわからなかったんですよ。
多分、シルバーの方に W とあったので白がそっちだと思うんですが、端子の色が違うので、それでも暗黙の了解みたいないのがあって、どっちが接地側か判別できたりするもんなんでしょうかね。
ディックの値段は 1,738 円でした。
ちなみに、定価は 1,870 円のようです。

せっかくディックにまでいったので、消耗品の在庫具合を見てみました。
一応、ワイヤは売っていますね。

DCM 西村ジョイ Amazon
PF-01 φ0.8mm x 0.8kg 4,378 4,675 3,100

うーん、実店舗の圧倒的な高さ。
消耗品ですからね、切らさないようにしないと、えらく高くつきそうです。

あと、Amazon だと、半額(以下)で同じ量のワイヤが買えます。
これはかなり気になりますね。
レビューを見ると、

溶接はホビー程度なので、プロのように「筆を選ばす」のような腕前ではありません。
それを前提に、まあまあ使える印象です。
このフラックスワイヤーはE71T-TWとのことですが、少しお高い2,000円程度にE71T-GSがあります。
ディストリビューターはいろいろあれど、メーカーは一つなのかなと勘ぐっています。
そのE71T-GSの方が母材への溶け込みが良いです。
つまりは、使い易いです。
強度などはどちらも分かりません。
筆を選ばない弘法レベルでは、お安いこちらでも良いかもしれませんね。

というようなことが書いてありますが、どうも支那製で、ハイガーなんかについてくるもののようですが、E71T-TW と E71T-GS というものがあり、人によりどっちがいいとか、いろいろのようですが、評価としては概ね使える、ということのようです。

E71T-GS というのはこちらのようですが、1kg で今の値段だと、1,899 円なので、0.8kg で 1,500 円の E71T-TW は 1kg だと 1,875 円ですから、E71T-GS と大差ない、ということになります。
ということは、腕に自信がないなら E71T-GS の方がいいかも、ということになりますね。

これも、E71T-GS とあります。
こっちだと、1,800 円なので、E71T-GS よりも安いことになります。
2 巻買うと @1,750 円になるようですが、誤差かな。

まあ、使えるとか、つまるとか、SUZUKID に戻したとか、いろいろ書いてあります。
弘法筆を選ばずには程遠いので、当面は純正品を使って練習したいと思います。

ふと思ったこととして、SUZUKID の純正ワイヤの場合 3,000 円出して、2mm の溶接で 7m 程度、と書いてあるので、1m あたり 429 円もかかります。
例えば、10cm の角パイプを一周溶接すると 40cm ですから、172 円もかかるということになります。
だとすると、かなり高いですね。

貧乏なので調べてみました。

これによると、概ねですが、溶接棒はフラックス入りワイヤに対して、1.6 倍強、重量が必要になります。
ただ、極めてまともなメーカー品が MonotaRO 等で 1kg あたり 1,000 円程度、これをワイヤに換算すると 1kg 1,600 円程度ということになりますから、ある程度の厚みがあるようなもの場合、元から半自動では無理ってのもあるんですが、エンジンでやった方がコスパが良さそうに思いました。

で、えらく振りが長いけど、さっさと肝心の使用感を書けよ、という話かと思いますが。。。
残念ながら、残念なことになって、残念すぎるので、今日は寝ようと思います。

いや、ワイヤをセットするのに 40 分もかかった、なんて動画もあったんですが、えらく不親切な説明書があって、頑張ってやったんですよ。
うまくできたと思っていたんですが、一回失敗して、バビョーンってなったのです。
巻き直したんですが、その時に絡まっていたようです。

で、こうなったらどうやって直すんでしょうか?
切ったら前から引き出せるほど残ってない気もするし、一旦リールを外して、引き抜く方がいいんでしょうかね?
またバビョーンってなったらと思うとそれもすごく嫌な気がするんですよ。

あ、絡まるまでの感想ですけど、その辺に転がっていたもので試したんです。
最初、アークがまった飛ばないので、うーん、錆びているから?それとも、メッキを剥離してないから、にしても飛ばんな、なんて思って、暗いんだ引っ張り出して磨いて、でもダメで、壊れてんのか?、とか思ったらメモリを調整してなくて、電流・電圧共に最弱でした。
調整すると、いい感じに数センチ分、溶接したんです。
その後、また飛ばなくなって、なんでと思ったらワイヤが出てない。
蓋を開けると写真の状態だったということです。

まあ、明日以降、気分を取り直してワイヤーを直したいと思います。

薪の配達

今日は 15 日です。
月次祭のため、午前中は神社の巡回でした。

すっかり暖かくなって、日が当たると暑いくらいです。
まだ焚いてますが、焚く量・焚く時間が日に日に少なくなってきていて、シーズンの終わりが近づいているように感じます。

午後からは薪仕事です。
今月 2 回目の乾燥が仕上がりました。

園に行く途中にで西村ジョイに寄りました。
目的は鋼材と溶接関連の消耗品の物色です。
そこそこの品揃えですが、欲しいと思っていたスプレーの スパブロック P-449 はありませんでした。

とりあえず、Amazon で買っておきました。

P-447 はあったんですけど。
違いがよくわからないんですが、缶スプレーのほうが楽そうかなと。

後、ノズルやチップ用もあるようです。
こっちはワックスということで、いちいち塗るのが面倒だなと思っていたんですが、「どぶ漬け」と書いてあるので、蓋を開けて突っ込んだらいいってことでしょうか?
まあ、Amazon なら翌日くらいには届くし、西村ジョイには置いてあったので、必要と思ったら買おうと思います。

それと、もう一つ気になっていて、でも、結構高かったから買わなかったんですが、頭巾が欲しいのです。
油断するとものすごく日焼けしてヒリヒリするじゃないですか?
もう年だし、回復するのに時間がかかるので、予防するに越したことはないんじゃないかなと。
そういう意味では、倉庫で作業するのなら、アークで中に置いてあるものが日焼けする可能性があるし、スパッタで火事になるから、それもシールドしたほうがいいようにも思いますので、おいおい環境を整えていこうと思います。

あ、溶接機は結局 Buddy 140 を買いました。
色は普通の黄色/黒のタイプです。
お面はまだ悩んでいるので買いませんでした。

乾燥 2 回目ですが、M 社向けが 1 回ではほんの少し足りませんでした。
ここは通函として瓦のパレットを使うのですが、大体 600kg 入り、18 パレット納めます。
約 10t ちょっと、といったところです。

S 社向けのものも仕上がりました。
とりあえず、10 カゴです。

乾燥機は一度に 36 カゴ仕上がるのですが、M 社と S 社で 1/3 くらい使ったので、残りが 24 カゴ程度あります。
4 カゴは、近場のお客さんの注文で 3 カゴは必要なので、在庫分を含めて 4 カゴ引き上げて帰りました。
残り、20 カゴといったところでしょうか。

次の分はもう 30 カゴほどできているので、あと 6 カゴ割ったら乾燥機を稼働できます。
ただ、SV-100 が修理中、グラップルも修理中で、しばらくチップの生産ができません。
修理完了後、月内には乾燥を仕上げて配達を行いたいと思いますが、今の所の予定では、在庫が 20 カゴあるので、次の 1 回でコンテナ 1 本分, 40 — 44 カゴ満載で配達に行ける見込みです。
次の次も、コンテナで配達予定なのですが、これも満載で行ける予定です。
今のペースだと、故障がないなら、あわよくば月内にもう 2 件いきたいところですが、薪割りが間に合わなさそうです。

引き取り用に 400kg 計量しました。
クヌギ・ナラのミックスの場合、写真のように、大体メッシュパレットに並べた状態のすり切り一杯で 400kg になります。
クヌギが多いとクヌギの方が重たいので、若干容積は少なくなります。
若干ですが。

こっちは 460kg, 鉄カゴは 420kg で 20kg 入りのみかんカゴ x 2 です。
ユニックは金曜日から車検で、しばらくトラックが使えなくなるので、今日のうちに配達してしまいました。

明日は神社の祭日です。
正直、神主には向いていないと思うので、結構疲れるんです。
まあ、それでも一応本業ですから、お参りの方に迷惑がかからないように頑張ろうと思います。

多分高知の方だと思いますが、わざわざ電話をいただきました。
遠路、お参りに来ていただけるのは、本当にありがたいことであります。

5 号はなんでも美容院に行くとかいっているので、午後はお休みのようです。
特に仕事の予定もないといえばないので、溶接機が届いていたら、自分は 200V のコンセントを作って、溶接の練習をしたいと思います。
とりあえず、作るもの第 1 号ですが、ハンマー破砕機用の定量供給機にしたいと思います。

一応今の所、思いついている作戦なんですが、写真のようなダクト用部材を使って、スクリューコンベアを作ろうと思っています。
φ150mm のダクトはドラム缶ストーブを作るのに買って、結構残っているんですよ。

とりあえず、ダクトが φ150mm なので、羽根のほうは 125mm でいいんじゃないかなと思うところです。
ただ、現状のものが丸に丸だと結構詰まるし、詰まる可能性の高いものを処理するわけで、100mm の方がいいんじゃないかなと思ったりします。

とりあえず、現状わかっていることとして、

  • 軸を固定しては行けない
  • ケーシングは円筒よりも角パイプの方が良い

というのがあるんですが、極力ある材料を使ってやってみて、不具合が生じてから考えたんでいいんじゃないのかなと思います。
うまくいくといいんですが。

それと、輸入の方の状況なんですが、未だにアメリカ、カナダからの荷物が届きません。
もうそろそろのはずなんですけど。
製造機も、今月頭から月末に納期が遅延してはいるのですが、まとめて入ってきたら、それはそれで処理が追いつかなくなるんで、ぼちぼちにして欲しいところです。

カナダからの本船は SEASPAN AMAZON だったようです。

KR BNP
BUSAN NEW PORT
ATD: 2023-03-13 04:51 LT (UTC +9)

CN ZOS
ZHOUSHAN
ETA: 2023-03-15 14:15 LT (UTC +8)

ということで、すでに釜山には入港して、次の港に向かっている状態です。
元々案内されていたのは、Mar-8 だったので、3/12 に入港したと仮定すると、4 日遅れている感じでしょうか。
一週間後の 3/15 松山と書いてありますけど、朝鮮で平均すると 2 週間滞留する気がするのです。
なので、13 + 14 = 27 ということで、今月末くらいと思っていると腹も立たないのかなと。

これには TrueNorth が 3 台乗っています。
TrueNorth, ようやく入荷です。
あと、取り寄せのバッフルだとかの補修部品も載っているので、シーズンが終わったら、メンテナンスしてもらえると思います。

アメリカからの方は SEASPAN THAMES だったんですけど、これももう入港してますね。

KR BNP
BUSAN NEW PORT
ATD: 2023-03-15 15:40 LT (UTC +9)

CA PRR
PRINCE RUPERT
ETA: 2023-03-25 04:00 LT (UTC -7)

なんか、カナダと同じタイミングで入ってきそうです。
こっちは乾燥機の修理用の予備パーツとか入っているんですが、今更感が。。。

ちなみに、この荷物、インボイスの日付を見ると古いものだと 9 月とかなんですよね。
以前は、3 ヶ月くらいのサイクルで回転していたんですが、今では年 2 回くらいがやっと。
在庫期間もあるので、現状年 1 回転するといいかなというところです。

手持ちの資金は本当に少ないから、仕入れられる量も限られます。
お店を大きくしたい気持ちもあるんですが、そうすると、回転を速くするか、一度に得られる利益を多くするか、ということになるわけです。

回転を速くすることは難しいし、利益を多くする=高く売る、というのも性に合いません。
お店が大きくなることは永遠になさそうですが、潰れない程度にのんびり頑張ろうと思います。

溶接作業のテーブル

少し気が早い気もするんですけど、溶接作業のテーブルがあると便利かなと思っているのです。

既成の売り物だとこんな感じですね。
自作するとどんな感じなのか、毎度ですが、Youtube を見てみました。

ものすごく凝ってます。
まあ、ここまでは必要ないかなと思うんですが。。。

小さい方の穴がなんなのか気になっていたのですが、どうもクランプ用だったようです。
クランプですが、普通に市販のものじゃダメだったんでしょうかね?

BESSEY のクランプだと、穴に突っ込むだけだったと思うのです。
わざわざネジを回さなくても済むようですし。
突っ込む穴には規格があると思うし、位置決めのブロック状のジグについても、穴のサイズ以外にもピッチなどに規格があると思うんです。
正直、溶接は仕事ではないし、2 ヶ月もテーブル作りのかける余裕はないし、ある程度のものでいいのかなと思うのです。
なので、極力、市販品があればそれを使いたいなと思うところです。

極端な話この程度のものでもいいような気もしないでもないんです。
を見たらキリがないですから。

それで、空いている穴ですが、ドッグホール、と呼ばれているようです。
日本の場合は知りませんけど、動画は φ20mm で作っていました。
Kreg だとか、Bessey の場合、5/8″ = 15.875mm のようです。
定盤の場合、16, 22, 28mm がラインナップされているので、海外だとそんな感じなのでしょう。

Kreg のテーブルを持っているので、それでも使える 16mm のものがいいんじゃないのかなと思うところです。

作りたいものは、薪割りだとか、チップ作業の補助的なツール類で、頑丈であれば、あまり精度とかが問題にならないのですが、ある程度のサイズのものが多い気がするので、そこそこの作業台が欲しいんですよね。

ゆっくりと調べてみようと思います。